09.実践編_実力を見誤る

2018年9月17日 (月)

9-6)まとめ

◆当時を振り返って

高域や全体的なレベルがトレーニングの度に良くなるため、完全に「自分の声を過大評価」していた時期でした。ひとりカラオケなので、意図的に誰かに聞かせるつもりはないものの、「聞いてもらいたい」欲求もあり、自分の歌声に酔っていたのも事実です。今、振り返ると恥ずかしくて仕方ありません。なにせ超・上ずった声でしたから、歌声を録音して初めて聞いた時は愕然としました。前回記事にした「当たる部分」が明確に感じられる限り、上ずった声は治りません。声を当て高音を出す方が楽なんですが、このままだと上ずった声も低音も改善しません。

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2018年9月 4日 (火)

9-5)今までと一線を画し始める

◆2017年05月某日

トレーニングの度に過去最高の出来栄えになることが増えてきました。数曲を除いて最高音をクリアするようになり、得点も平均点を大きく超える曲が増えてきました。数値よりも「声がスムースに出る」と言った成果を感じており、明らかに実力はワンランクアップしていました。ただ、成果は高域の出来栄えを基準にしていたため、高域寄りの声になり、「上ずった声」になっていたのは以前記事にした通りです。

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さて、一般的にミックスボイスは頭上に抜ける感じとか、ある部分に声を当てる感じで声を出すと言われています。確かに私の歌い方もそうであり、上あごの奥の部分に声が当たる感じで歌っていました。これはミックスボイスの練習をしたからではなく、トレーニングする中で必然的に行き着いた結果です。この「当たる部分」がベストポイントであり、ミックスボイスの正体だと思っていました。現在(2018年09月)は、当たる感じはゼロではありませんが、当時ほど当たっておらず、逆にどんどん当たらなくなっています。これと反比例するかのように声帯の制御が上達し、ベストポイントと言うより「声帯を含めた空間」がミックスボイスの正体と思っています。

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2018年8月23日 (木)

9-4)ミックスボイスは二段階

◆2017年05月某日

当時のミックスボイスは、喉を二段階に変化させていました。まず最初に喉を上げ、疑似的に気道を短くします。喉を上げると気道が塞がれるので、それを防ぐような感じで喉に複雑な緊張を与えます。これが、ミックスボイスの初期位置になります。女性が男性よりも声が高いのは気道が短いからだそうです。
次に、この状態で声帯を制御します。理想的には声帯の筋肉だけで制御したいところですが、まだその域には達しておらず、喉の筋肉も使い声帯を閉じていたのは前回説明した通りです。つまり、喉は相当の緊張状態にあり、これが「+20%コンロトール」の所以です。

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本来、二段階の変化は不要です。声帯の筋肉だけで声帯を制御できないために、喉を上げ、疑似的に高域を出やすい状態を作っていました。ただ、これが低域の制御を阻害する要因となり、失速に繋がります。高域だけに着目すれば喉を塞がないように喉を上げて歌えばいいのですが、これだと裏声寄りの上ずった、か細い声になります。
つまり、トレーニングすべきは声帯であり、声帯を声帯だけで制御できるようになれば、喉を上げることも緊張させることも不要です。喉が上がらないので気道が長くなり、低域のアプローチも改善されます。

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2018年8月 8日 (水)

9-3)歌唱に必要な筋肉

◆2017年04月某日

ミックスボイスは、かなり喉を緊張状態にします。この時は、三つの筋肉を使っており、一つは「喉の外の筋肉」、二つは「喉の中の筋肉」、三つは「声帯を制御する筋肉」です。尚、あくまでもイメージであり、医学的な根拠ではありません。ミックスボイスで高域を出す時、喉の外と中の筋肉で気道を狭め、疑似的に声帯を閉じるような感じで歌っていました。肝心の声帯を制御する筋肉は上手く使えていませんでした。
特に高域が続く曲だとその緊張状態が継続され喉が硬直します。高域と低域のアップダウンが激しい曲だと、喉の硬直が解けないため低域が出ません。この硬直状態の解き方が上手く行けば声が出る時もありますが、度が過ぎると地声が「ゴボッ」と出てしまいます。低域が失速する最大の原因は喉の硬直状態が解けないまま低域を歌うためです。

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結論から言えば、今現在(2018年8月)、喉の外と中の筋肉はあまり使わず、喉の緊張状態はほぼ無くなりました。逆に声帯そのものの制御が上手にできるようになっています。ただ、それでも低域は難しく、喉の中の筋肉を使い気道を広げ、かつ声帯も広げるという二重の制御をしています。

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2018年7月16日 (月)

9-2)高域が好調な時期

◆2017年04月某日

高域の改善が目覚ましく、歌唱後の音域判定でも最高音をクリアできない曲の方が少ないほどでした。この頃から明確に、喉の活性化を意識し始めました。喉の活性化とは、十数曲歌い終えた頃から徐々に喉の調子が良くなる現象です。別に特殊な現象ではなく、喉のウォーミングアップが終了した状態です。逆に活性化するまでに高域を出すのはかなり大変です。加えて、偶然にも、この十数曲の中に様々なタイプの歌い難い曲が入っており、トレーニング要素が満載でした。実は今でも曲順は変えていません。これはトレーニングの効果を把握するための処置でもありました。

何度か話題にしていますが、高域よりも低域の方が出し難く、出たとしてもかなりボソボソした声になっていました。また、低域を制御できずに地声の領域に入ってしまい、ミックスボイスから急に「ゴボッ」という感じで地声が出てしまうことが度々ありました。次回は高域と低域の声帯の制御についてお話したいと思います。

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2018年6月25日 (月)

9-1)最高音のクリアが増える

◆2017年04月某日

30数曲歌っている中で、歌唱後の音域判定で最高音をクリアできる曲が増えてきました。もちろん、曲中の個々の最高音を全てクリアしたわけではなく、取りこぼすことも多々ありました。音域判定の基準が不明なので一概には言えませんが、例えば最高音が4回あれば、1つくらいミスしてもセーフです。
最高音をクリアすることが「原曲キーへの道」と考えていましたので、そろそろゴールも近いと思っていました。実際、高域の成長がワンランクアップしたと思えるほど比較的ストレスなく声が出せるようになり、大きな変化点であったと言えます。

ただ、振り返ると当時の声は「超・上ずった声」だったと思います。裏声でしっかり歌えるようになったためです。ミックスボイス習得の過程でこうなるかは分かりませんがこの後、約1年間、これに気付かずにトレーニングに励んでいたことを思うとゾッとします。自分の耳には、全くと言っていいほどそんな風には聞こえません。逆に「すごく良い声が出ている」と思っていたくらいです。

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