11.実践編_長い低迷期に入る

2019年10月17日 (木)

11-6)まとめ

◆当時を振り返って

トレーニングを始めてから約2年が経過し、それなりに歌えつつある時期でした。ただ、高域に比べて低域の成長が遅く、また、低域の成長と共に、高域がリセットされる現象があり、ややストレスを感じていた時期でした。特にリセットされる度に、「この辺りで限界かも?」と考え、今後の成長に不安を感じていたのも事実です。
とにかく、天性のものは別にして、カラオケ上達のコツはトレーニングあるのみです。そして、時間が掛かりますが、決して諦めないことです。

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2019年10月16日 (水)

11-5)低迷期脱出の兆し

◆2017年09月某日

低迷期の中でしたが、徐々に調子を取り戻しつつありました。トレーニングを始めて気付いたのは、成長にはかなりの時間が必要だということです。世間では「ミックスボイスをテクニックで出す」かのごとく、今すぐにでもミックスボイスが出せるかのような動画もあります。私も以前は、そう考えていましたが、それは大きな間違いでした。

私の場合、ミックスボイスで女性の音域をカバーしようとしているため、高域を目的としたトレーニングよりもさらに時間を要しています。その理由は明確で、ミックスボイスで歌うための喉が育たないからです。一般的に、歌う時には、脱力が必要とか、喉を緊張させないとか言われます。これらは決して間違いではありませんが、これはあくまでも結果論です。

つまり、トレーニングの過程では「非脱力」「緊張」が常に起こり、これにより喉が鍛えられて行きます。喉が鍛えられることにより、脱力、非緊張で楽に歌えるようになります。具体的には、首周りの力、喉の力、あごの力の順で鍛えられ行き、高域でも徐々に喉が上がらなくなって行きます。特にあごの力は重要でこれについては後日、記事にします。

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2019年9月 9日 (月)

11-4)昔の疑問に答えてみる

◆2017年09月某日

高域を出すことが最大の課題としてトレーニングを始めたわけですが、気付けばそれ以上に低域に苦しめられる展開になっていることは皆さんも承知の通りでしょう。さて、良い機会ですから「基礎知識編 4)オク下について② 」 の疑問に触れておきます。

一般的に女性は、男性の音域であるmid1A(ラ)~mid1E(ミ)は歌えません。従って、この音域が含まれる曲を原曲キーで歌う場合、必然的にオク上になります。例えば、嵐の「One Love」という曲はmid1D(レ)~mid2G(ソ)なので、低域を避けるためにオク上のmid2D(レ)~hiG(ソ)で歌うことになります。問題は低域を避けることができた反面、高域が高くなり過ぎて、最高音であるhiG(ソ)を歌える人はプロの歌手でもそう多くは居ないでしょう。

そこで重要になるのがキー調整です。今回の場合であれば一例として、キーを5つ下げて、mid1A(ラ)~mid2D(レ)にして、この状態でオク上で歌います。そうすれば、mid2A(ラ)~hiD(レ)の音域で歌えるわけです。

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では、次の場合はどうでしょう。L'Arc~en~Cielの「a silent letter」という曲は裏声を含めると、lowG(ソ)~hiD(レ)の音域です。どうすれば女性の音域であるmid1F(ファ)~hiD(レ)で歌えるでしょうか?その答えは「歌えない」になります。

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女性が男性曲を歌う場合、イメージ的には楽勝のように思われがちですが、曲によってはキー調整しても歌えない場合もあります。どうしても歌いたいのであれば、hiD(レ)以上を出せるようにトレーニングするしか手はありません。低域はトレーニングで上達するものではないからです。

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2019年6月 9日 (日)

11-3)低域の成長過程の現象

◆2017年09月某日

得点だけで実力を判断すれば、全体的に平均点以下であり、相変わらず調子はイマイチでした。それでも、曲によっては今まで出せていなかった最高音が初めて出るなど、際立って調子が良い部分もありました。
さて、当時と今を振る返ってみると、ある事実が分かっています。当時も今も「歌いこなせていない曲」や「歌いこなせている曲」がある一方で、「当時は歌いこなせていたけど今は歌いこなせていない曲(この逆パターンも含む)」があります。この理由を一言で表すと、トレーニングの過程による喉の変化によるものと言えます。

トレーニングを始めて分かったことは、質を考えなければ高域はかなり早い段階で出すことが可能ですが、低域はそれに伴って成長してくれません。従って、長い時間を掛けて低域が成長する過程で、その時々にマッチしている曲やマッチしない曲が出てくることになります。これを繰り返しながら、最終的に実力が伴えば全ての曲を歌いこなせるようになると考えています。

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2019年5月14日 (火)

11-2)地声は発声の土台

◆2017年08月某日

「GOOD DAY」の最高音hiE♭(ミ♭)が久しぶりに出るなど、部分的には出来が良かったのですが、全体的な調子はイマイチで、得点も一時期から比べると低迷していました。ただ、調子は悪いものの“歌いやすさ”は感じていました。高域も低域もスッキリ出ないのですが、地声の位置が下がってきたせいか、ようやく土台がしっかりし始めたようでした。

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土台のイメージは図の通りであり、当初のミックスボイスが逆三角形だったのに対して、低域の改善が進むに連れて少しづつ、形が変化して行きます。下側の三角形が大きくなればなるほど裏声感が少ない安定したミックスボイスが出せます。録音した声を聴くと、それほど明確な違いを感じませんが、歌っている本人は声の出し方に明確な違いを感じています。この頃は、一般的に言われている「地声の割合が増える」ことが良いミックスボイスと思っていましたが、地声と言うより、息の出し方が極めて重要だということが現在分かっています。

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2019年3月11日 (月)

11-1)地声とミックスボイスの壁

◆2017年08月某日

10-5)好調と不調の繰り返し」で記事にした通り、好調さがリセットされ、約2か月ほど不調の時期が続くことになります。振り返ると、好調と不調の波は均一ではなく、低域の改善が進めば進むほど、不調の時期が長くなっている気がします。
リセットされた時点では高域が一番出難くなっています。この状態からトレーニングを重ね、再び高域がスムースに出せるまでの期間が不調ということになります。2019年3月現在も不調から好調への移行途中であり、恐らく最後の変化を遂げようとしています。

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この頃、歌唱後、普通にしゃべるとミックスボイスと地声を行ったり来たりするような変な声になったりすることがありました。今でこそ、両者の声に境目はありませんが、当時は壁のようなものがありました。実はこの壁が、地声のような裏声を出すというミックスボイスの原点を妨げており、この壁を感じなくなるまで約1年以上掛かりました。

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