10.実践編_トレーニングを増強

2019年1月28日 (月)

10-6)まとめ

◆当時を振り返って

点数的には好調な時期でした。以前、記事にした通り、「高得点=歌が上手い」とは言えないまでも安定していた時期でもありました。ただ、この頃の低音は今と比べるとかなり酷く、「声が出ない」「地声がゴボッと出てしまう」「クリア感がなくボソボソした声質」など、質の面では今一歩でした。当時、まだ録音をしていなかったので、声が上ずっていたことを知りませんでした。低音と高音は密接な関係があり、低音が出せないと声は上ずって聞こえます。逆に、声の上ずり感が減ってきたということは、低音の改善が進んでいる証拠です。

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2018年12月24日 (月)

10-5)好調と不調の繰り返し

◆2017年07月某日

前回、喉の位置の正体について記事にしましたが、この位置の変化はかなり歌唱に影響します。前回の図を参考にすれば、A点とB点がある位置で固定化し始めると歌唱が安定し、トレーニング毎に上達して行くのが分かります。この状態はややしばらく続くのですが、ある時、今までの上達ぶりが嘘のように急激に調子が悪くなる時がやってきます。そして、しばらく不調が続き、そこからまた徐々に上達し始めます。以降、これを繰り返し今に至っています。下図のようなイメージです。

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経験上、低域の発声の改善に合わせて、好調と不調の変化が起き、好調さが言わばリセットされます。でも、これは実は喜ばしいリセットで、これがある度に次のステージへと確実にステップアップしています。
ものすごく簡単に言えば、B点が腹に向かって移動する時がリセットの時です。つまり、A点とB点がある位置にあり、この状態でしばらくトレーニングを重ねて行くと、声帯が鍛えられ、特にB点が喉から解放されます。そして、B点が移動し、そこからあらたなA点とB点の位置が定まるわけです。

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2018年12月15日 (土)

10-4)喉の位置の正体

◆2017年07月某日

「2回目の90点が出る」「高域のクリア率が過去最高になる」「低音がさらに改善される」など、かなり好調な時期でした。出し難い高音も力めば何とか出せるくらいになりました。喉の位置が限界まで下がった感があり、これ以上は危険水域だとも感じていました。さて、かつてミックスボイスは点や範囲だと説明しました。今回はその続きです。

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当時、声帯自体を上手に制御できずに喉の力を借りて疑似的に声帯を制御していました。この場合、喉に力が集中することで、A点とB点が喉に引き寄せられます。喉が下がって行くように感じるのはこのためです。また、喉を中心にA点とB点がひとつの大きな塊を形成するため「ミックスボイスは点である」と考えていた時期もありました。声帯の制御が上手くなるにつれ、A点とB点は喉の力から解放され、トレーニングの過程でA点は口側へ、B点は腹へ移動し、点から範囲へと変化して行きます。このA点とB点の位置関係で声質や高域、低域の実力が決まります。
私の場合、女性曲をミックスボイスで低域から高域までカバーするため、位置関係は7段階くらい変化し、2018年12月現在、おそらく最後と思われる変化をしています。

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2018年11月28日 (水)

10-3)喉がさらに下がる

◆2017年07月某日

当時の目標は高得点を出すことではなく、音域判定で最高音をクリアすることでした。その目標通り、最高音をクリアする頻度が増え、喉や胸の響きがさらに加わるようになりました。実はこの好調さには低域の改善が大きく関係しています。例えば、「I still remember」と「Forever you」の最高音は共にhiD(レ)ですが、前者は力強い(レ)で後者は裏声寄りの弱めの(レ)です。これらを風船に例えると図のようになります。風船の口は声帯だと思って下さい。

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前者の場合、空気を一気に押し出す必要があり、そのためにミックスボイスをキープしたまま地声の発声が必要になります。後者は、お腹ではなく喉でそれを押し出します。初期のミックスボイスは裏声寄りの声、つまり、後者の風船だったので、「Forever you」のhiD(レ)をスムースに出せていましたが、低域の改善が進むに連れ前者の風船に近付いて行き出せなくなりました。つまり、風船がお腹側に下がって行くことが「喉が下がる」ということですが、力強い発声を手に入れると逆に裏声寄りの発声が出来なくなります。
2018年11月現在、「Forever you」のhiD(レ)は完璧ではないものの、再び出せるようになってきました。風船がどうなっているかは今後記事にして行きます。

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2018年10月14日 (日)

10-2)初の90点台が出る

◆2017年06月某日

トレーニングを始めてから約2年弱を経て、初めて90点以上の得点が出ました。曲によっては高得点が安定的に出せていた時期でしたが、なかなか90点の大台には乗りませんでした。左の写真は2017年5月26日、曲名は「I want you」、右の写真は同年6月9日、曲名は「少女の頃に戻ったみたいに」です。

今までの成果は一進一退で、良い悪いを繰り返しながらある時、急激に成長するパターンでしたが、この頃からはトレーニング毎にわずかですが成長して行くパターンに変わりました。成長の内訳は、声の張りや響き、低域成分の増加です。ただ、今までとこれからの記事を見てもらえば分かると思いますが、必ずしも「高得点=歌が上手い」と単純には言えません。得点とそれに見合った実力がイコールになり始めたのは約1年後です。

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余談ですが、当ブログは過去日記なので、トレーニング毎にメモを残してそれを後日記事にしています。前述したトレーニング毎に成長する様を「過去最高の出来栄え」と表現するようになったのもこの頃からでした。

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2018年10月 3日 (水)

10-1)練習時間が増える

◆2017年06月某日

ちょっとした生活環境の変化があり、毎週金曜日のひとりカラオケの練習時間が約1時間30分ほど増えて、約4時間トレーニングできるようになりました。当時と今とでは少しレパートリーは違いますが、ZARDで37曲、その他のアーティストで8曲、計45曲程度を歌えるようになりました。引退した安室奈美恵さんばりに、カラオケ中は一切の休憩を入れず、常に予約曲がスタンバイしている状態にしています。このスタイルは今でも変わっていません。
この頃から声が安定し始め、曲によっては高得点が出るようになりました。ただ、声質は裏声寄りであり、自分でもそれに気付いていましたが、発声としては楽で、声の立ち上がりも良かったため、この状態を高めて行くことがトレーニングだと考えていました。もちろん、今はこれが誤りであったことは承知しています。

ミックスボイスで女性の音域をカバーするときに必要なのは高域の発声ではなく、むしろ低域の発声です。これは様々なパターンの曲を歌うことで知った事実です。           

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