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はじめに

ご訪問ありがとうございます。管理人のピッピ(男)です。

「低めの男性曲でもサビになれば苦しくて声が出ない」そんなレベルの私が、何となく通い始めたひとりカラオケを通じて経験してきたことを紹介します。体験記事は過去日記になります。Karaoke_a01_b_06_3

2015年8月からひとりカラオケに通い始め、しばらくは「Every Little Thing」をメインに歌っていました。そんな時、昔から好きだったZARDのデビュー25周年記念のベストアルバムの発売を機に、本気で原曲キーにチャレンジしようと考えました。尚、チャレンジは現在進行形なので、最終的に自分が望む結果になるかどうかは正直分かりません。

効率よく上達したいのならプロのボイストレーナーさんに教えて頂くのが一番です。あくまでも素人がカラオケを楽しみながらついでに上達してしまおう!の考えです。また、万一真似される方がいらっしゃいましたら、くれぐれも声帯を痛めないよう無理なさらずに。「DAM★とも」公開曲はこちらから


♪最新情報をお届けします♪2023/02/13

諸事情でワンカラに通えていませんが、自転車トレーニングは継続中です。ただ、成果は停滞中であり、今一歩な感じです。成果以上に加齢による減退が進んでいるようにも思え、やや心配な日々です。  

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2023年2月13日 (月)

17-4)安定感が増す

◆2018年08月某日

「90点台が2回出る」「初見の歌でも80点後半が出る」など、声の安定感が増していました。経験上、カラオケの点数は高音よりも中低音の安定感で決まるようです。ただ、これは単に声が高い、低いと言う意味ではなく、中低音がしっかり出せるようになると高音も安定するという意味です。高音と言えども中低音の発声の上に成り立っています。

さて、トレーニングを続けてきていくつか分かってきたことがあります。前回の記事の通り、2023年2月現在、高音パートでも喉は上がりませんが、狭まろうとはします。トレーニングを始めてしばらくは喉がへこむほど力みがあり、喉が上がって気道が完全に塞がれていました。これをトレーニングで解消できたわけですが、それでも、喉は狭まろうとはしています。高音パートになればなるほどこの傾向が高まり、これをキャンセルするかのようなトレーニングを意識的にしています。喉は上がらないものの、狭くなろうとしていることをキャンセルしている・・・これが完成度を下げている原因です。つまり、トレーニングを重ねると、キャンセルさせる力も不要になり、これで女性の一般的な声域レベルに達し、トレーニングも一旦終了するもの考えています。

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2022年12月13日 (火)

17-3)あの病気が継続中

◆2018年07月某日

当時、好不調の波が大きく、苦戦していました。その中でも「16-5)歌い出しが半音下がる病」で記事にした、この病がなかなか治らず、頭が痛い日々が続いていました。何度も記事にしていますが、ミックスボイスの成長過程で力みは付きものです。つまり、力まないと声が出ない状態では力加減が難しく、歌い出しで何度もしくじっていましたが、現在(2022年12月)は、力みはほぼ解消し、これに伴いこの病も完治しています。

この力み、経験をもとに話せば、説明が超難しいのですが、簡単に言えば発声と声帯の調和が取れていない結果、現れる現象です。一般的に言われる「喉が上がる」現象はこの調和を取るためであり、言い換えると発声と声帯とのベストなポジション(位置関係)を作り出そうとしているためです。これをトレーニングで、声帯やその周辺を徐々に鍛え、喉を上がらなくすることで調和が取れるようになり、ついには喉が全く上がらなくなります。
上がらない・・・と言っても、力で抑え込んでいるのではなく、あごや口の中の構造が変わり、どう頑張っても喉が上がりません。それくらい、構造が変化しています。決して大袈裟な表現ではなく、発声すると声が前に出ると共に、喉を下げる緩い力が自動的に働き、結果、プラスマイナスゼロとなり、力みが消滅します。この状態がミックスボイスのゴールであり、あらたなステージへのスタートと言えるでしょう。

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2022年9月28日 (水)

17-2)基本形が完成

◆2018年7月某日

初めて歌う曲でも90点近い得点が出るなど好調な時期でした。もちろん、高域、低域にそれぞれ課題は残していましたが、ミックスボイスの最終ポジションではないか?と考え、不完全ながらも基本形が完成したと区切りを付けました。

ただ、ここからが実に長く、2022年9月現在、またもやリセットが発動し、天国から地獄へ転落中です。もちろん、これは良い現象であり、声の張り(パンチ)が向上し、より効率的に歌えるようになってきました。これにより、今まで苦戦していた曲や曲の一部分に対応でき初めています。
ミックスボイスは奥が深く、トレーニングの過程で理想と思える状態が幾度となく変わっています。何度も「これが本当の最終形かな?」と思ってきましたが、良い意味で期待を裏切り続けられています。
ミックスボイスは「頭上に抜ける感じ」と表現されます。私も何度もそれを経験し、確かに声はよく出るのですが、これでは女性曲を歌いこなせるレベルには達しません。現在、声は頭上ではなく前に出るように変化しています。簡単に言えば普通にしゃべってる時の発声です。スピーカで例えると前後にストレスなく振動してこそ綺麗な音が出ます。ところがミックスボイスが不完全な時はややずれて前後します。これにより無駄なエネルギーが消費されたり、音がうまく出なかったりするわけです。実際、声帯やその周辺に均等(同心円状)に力を加えているような感覚です。

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2022年7月 8日 (金)

17-1)仮想的な焦点の移動

◆2018年7月某日

今でこそ、カラオケの採点機能で90点以上を普通に出せてはいますが、当時は2回のトレーニングで1曲出せるかどうかのレベルでした。もちろん「得点=実力」とは言えないことは理解していますが、客観的なバロメータにはなります。

さて、ミックスボイスで歌い始めてあらためて気付いたことがあります。You Tubeで地声と裏声を行き来させて、その中間がミックスボイスであるかのような動画をよく見かけます。私も上手くはないのですが、出来なくはありません。これを見ると歌唱の中で、地声・ミックスボイス・裏声を自由に使いこなせるような気になりますが、少なくとも私はミックボイスで歌っている時は、ミックスボイスしか出せません(意思に反して低域で地声が出てしまうことはある)
私の感覚としては、地声とミックスボイスに大きな差はなく、図のように焦点が変わっています。ミックスボイスの場合、この焦点を前方(図上では右側)に移動させますが、これが難しく、今まで記事にしてきた通り、呼吸だけでは解決しません。顎回りの骨格や気道の長さなどが関係し、大袈裟ですが、これらの物理的な形をトレーニングで変えて行く必要があります。

話を戻しますが、歌唱中に地声とミックボイス間で焦点を行き来させることは困難で、また、ミックスボイスで歌唱中はごく限られた範囲内でしか焦点を移動できません。この時の焦点の移動はかなり狭い範囲であり、特に低域でのコントロールが難しく感じています。
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2022年5月 3日 (火)

16-6)まとめ

◆当時を振り返って

実は2018年の録音データは、いくつか「DAM★とも」に保存しています。これは現在進行形の声と比較するために残してあるのですが、声の上ずり感を除けば、当時の方が高域が綺麗に出ているなど、何となく上手く聞こえます。もちろん、当時はエコーをそれなりに掛けていた効果もあります(エコーは2021年?頃から控えめにしており、最近はほぼ掛けていません)
曲を限定すれば、それなりに歌いこなせてはいましたが「何かが足りない」と常に感じてもいました。その「何か」が課題となり、そこからいくつかの壁を越えてきたわけです。

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