カテゴリー「(105)通信No.501~600」の77件の記事

ホタル通信 No.579

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.685 同じ匂い
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

もはや定番中の定番である恋愛を絡めた小説ですね。さらに匂いをテーマにしており、これもかなり定番と言えます。

なぜ、匂いがテーマになりやすいのか・・・自分自身で分析するとこうだと考えています。匂いは記憶と結びつきやすと。現実的には視覚や聴覚情報の方が記憶には残りやすいとは思っています。ですが、匂いと言うかなり不確かな情報であっても、ちゃんと脳は覚えており、不確かゆえ、思い出した時のインパクトは大きなものがあります。

この小説はそこまでは行きませんが、匂いを軸にちょっとだけ、色気がある話に仕上げています。ただ、舞台は学校ですから、まぁ、青春の1ページのようなさわやか系です。小説では、同じクラスになって1年も経つのに、彼とまともに話したことがない・・・でも、不思議と彼と話したくなった。実はこれ、適当に作っているわけではなく、実はある意味を持たせています。なぜ、急に彼に惹かれたか、その答えも匂いにあります。

今朝、香った匂いが教室の中でも微かにする・・・その香りをたどると・・・みたいな感じですね。同じ感覚を持った同士がくっつかないわけはないでしょうw
Jt579
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ホタル通信 No.578

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.669 時代は変われど
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

書いていること自体は事実なんですが、経験してきた歴史を書いただけなので、実話度はかなり低めに設定しています。

さて、この手の小説は時々登場します。「誰の」とか「何の」ことを言っているのか・・・。それでも最後の最後でその正体を明かしたり、小説のタイトルが答えだったりすることもあります。そんな中にあってもこの小説はその答えを明かしていません。
別に隠す意図はないのですが、「読み手の想像や経験にお任せしたい」という想いで、あえて答えは伏せています。ヒントを言えばあるバンドの女性ボーカルです。バンドと言ってもちょっと特殊な感じです。分かる人はこれだけでも答えを導けると思います。

随分と前置きが長くなりましたが、そんな彼女の歌声は時代が変われど、“物”が変われど色褪せない・・・と言いたいのがこの小説です。特段、ファンではなかったのですが、その歌声に魅了されていました。実はその彼女のことを書いた小説を少なくてももうひとつ作っているのですが、話が多すぎて探せずにいますw

全体的に過去形の小説です。それが何を意味しているのか・・・。実はこれも彼女を特定する大きなヒントなんですよ。
Jt578
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ホタル通信 No.577

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.604 道すがら
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

実話度はゼロです。タイトルである「道すがら」というフレーズだけで小説を作りました。

とは言え、「道すがら」自体は何かきっかけがあって出てきたフレーズだったと思います。さすがに適当に言葉を選んだわけではありません。ただ、それが何だったかは覚えていません。さて、この話、読み返してもイマイチ何を言いたいのか分かりませんし、なぜ、バーベキュー会場に行く道すがらだったのか・・・創作と言えども謎です。自分で作っておきながら。

多分、それこそ道すがら何かを感じて、その感じた道すがらを題材にしたんでしょうね。あらためてそう分析しています。実は小説のネタは通勤や散歩中に感じることが多く、よほど何かを感じたんだと思います。それをいつもの恋愛系に結び付けて、ちょっとコミカルタッチに仕上げました。まぁ、ほぼ創作なので話自体には思い入れはありませんが、感じるものはあります。

道すがら・・・あらためて口に出してみると、何とも言えない不思議な感覚を覚えます。そこに様々な人生を感じずにはいられないからです。
Jt577
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ホタル通信 No.576

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.551 憧れの麦茶
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

何だかとても懐かしい気がする小説です。小学生の時、まさしく小説のようなことがありました。

お茶が気軽にペットボトルで買えるようになったのは随分と後でしたから、基本的にお茶は自宅でしか飲めません。そのため、我が家のお茶が全てであり、ごく稀に他人の家や外食した際に辛うじて麦茶にありつけた記憶があります。
たかが麦茶に・・・と思われるかもしれませんが、当時はどうしても玄米茶に馴染めず、あの酸味は子供泣かせでした。

当時の水筒は今のような真空ボトルタイプではなく、保冷が効かない透明のボトルでした。そのため、中身が丸見えで見た目は黄色です。味の前にこの色味が恥ずかしくて仕方がありませんでした。子供の頃って、こんなつまらないことを気にするんですよね。
そして前述したあの独特の酸味・・・子供には少し大人すぎる味でした。ですが、時を経て、大人になった今はむしろ玄米茶の方が良いと感じることもあります。

子供の頃は「麦茶がいい!」と言えず、結局、我が家のお茶は昔から玄米茶のままでした。でも、それはそれで良かったのかもしれません。
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ホタル通信 No.575

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.542 カタログギフト
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性

ほぼ実話と言っても過言ではありませんが、オチの部分は創作です。そんな都合がいい展開はありませんw

とは言え、実際に誕生日を前にして何かプレゼントを贈ったのがこの小説です。相手は遠く離れた場所で働く会社の同僚で、恋愛関係や恋愛感情ではなく、一種のイベントのような感じでした。分かりやすく言えば、プレゼント交換みたいなノリです。で、何をプレゼントしようか、散々迷った挙句、特定の品を贈るのを避け、カタログギフトを贈ってしまった・・・というのが今回の小説です。

つまり、私は逃げてしまったわけです。小説にも書いている通り、プレゼントって、それが喜ばれるか、喜ばれなくても自分で決めるのに意味があると思います。偉そうですが、そんなこんなを通じて大人になるんじゃないかと思います。
まぁ、そんな偉そうなことを言っている私が一番臆病者だったわけです。それなのに自分に都合が良い終わり方をしているわけですから、「これってどうよ?」と自分で自分に突っ込みながら、今、ホタル通信を書いています。
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ホタル通信 No.574

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.673 私たちの見出し
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性

話の主軸である見出しに関することはほぼ事実です。実際に高校時代、国語の授業で先生から絶賛されたことがありました。

小説の通り、何らかの文章を読んで、それに対して新聞風の見出しを付けるという国語の授業があり、記憶は定かではありませんが「古き良き時代、青春」のような見出しを付けました。
まぁ、これのどこが良かったのかは定かではありませんが、見出しって、そのワンフレーズで記事を読んでみたいとか、およその記事の内容が分かるのが望ましい姿です。単なる目次ではなく、俳句のようにそこにすべてを凝縮するような感じです。

この小説はこの見出しの思い出をベースに肉付けして、いつもの恋愛系のオチで締めくくるというパターンです。ただ、これも記憶は定かではありませんが、当初からオチが決まっており、それに向けて書き進めました。このような小説は筆が進むので、多分、30分程度で完成したんじゃないかと思います。ちなみに、このオチを含めた展開は創作です。

今の仕事と全く無関係ではなく、不思議な縁を感じます・・・というかある意味、得意としていたからこそ、何となくその道に進んだのかもしれませんね。
Jt574
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ホタル通信 No.573

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.694 立ち入り禁止
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性

その昔は、オチを恋愛関係に持ってくるパターンが多かったですね。逆に今はこの手の話は減ってきているように思えます。

そこそこの実話度が表す通り、小学生の時、この看板で随分と盛り上がっていたことを今でも覚えています。それも一度や二度ではなく、看板の前を通る度にw
今はこんな看板が無いと言いますか、あからさまに危険な場所が少なくなっているため、看板を立てる必要が無いと言った方がいいですね。子供の頃はそれはそれは危険な場所がありましたから。

この看板を見つけると、立ち入り禁止の場所に入りそうな行動をとるのですが、小説の通り、入ることはまずありません。ふざけてはいるものの、その危険性を子供ながらに感じていたからだと思います。そんなこんな展開から、冒頭に書いた通り、しれっと恋愛話にすり替えて行きます。自分で作っておいて何ですが、多分、最初はそんなつもりはなかったように思えます。何となくそんな展開になったので・・・という感じでしょうか。

オチの部分はありがちな創作です。男子って口だけ強気で行動に移せない臆病者!っていう展開で終わらせています。
Jt573
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ホタル通信 No.572

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.540 ネコの居場所
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性

ほぼ実話です。と言いますか、昔、実家でネコを飼っていたのでその思い出をそのまま書いただけですw

フッと昔に飼っていたネコのことを思い出し、そう言えばテレビの上がお気に入りだったな・・・と。でも今の時代は、それは無理だな、と気付いたのが小説のきっかけでした。
当時のテレビ台は、単に台に乗っけるタイプではなく、四方を壁に囲まれたような台で、テレビを収納するようなタイプでした。そのため、テレビの上は開放されておらず、天井が存在したわけです。ネコって、そんな狭いスペースが好きなんですよね。

でも、丁度、しっぽが画面に垂れ下がり、「こら!」と声を掛けるも、しっぽが可愛く反応するだけです。まぁ、こんなやりとりもネコ好きには至福の時間だと言えるのでしょうね。話を戻すと、テレビがブラウン管から薄型テレビになったことでネコの居場所をひとつ奪ってしまう結果となりました。前述した通り、狭い場所に加えて、心地よい暖かさも感じられますからね、昔のテレビは。そこがどんなに心地よかったことでしょう。

今後、もしネコちゃんを飼うことがあったら、そんな昔の環境を出来る限り、再現したいと考えています。彼らはやっぱり、自由気ままが似合ってますから。
Jt572
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ホタル通信 No.571

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.533 Perfect Sky
実話度:☆☆☆☆☆(0%)
語り手:女性

実話をもとにしているとは言え、そもそも掴みどころがない小説を書くことが多い中、その中でも時より空想チックな話を作ることがあります。

この小説、実話度が示す通り、全くの創作で、最初にタイトルを決めて、それに合いそうな話をでっち上げましたw肝心のタイトルですが、アイドルグループと言えば良いのでしょうか・・・その方々の曲のタイトルを拝借しました。では、なぜ、数ある曲のタイトルからそれを選んだのかと言うと、たまたま映画を見に行った時に、その曲のPVが流れていたからです。

ですが、曲もグループも知らず、ただ「いい曲だな」と思い、うる覚えの歌詞やメンバー構成などから、調べに調べてようやくその曲に辿り着いたわけです。ですから、この小説、中身よりもタイトルに思い入れがあり、だからこそ、中身は空想チックなんです。
本来なら、曲に辿り着く様子を小説にしても良かったのですが、その手の小説は覚えているだけでも1つ書いているため、あえて今回のような掴みどころない小説にしたわけです。ただ、空をテーマにした小説はかなり書いており、まさしくどこまでも続く空のように、ネタの可能性は無限だと思っています。

空の向うには何があるのか・・・その時々の心情や置かれている環境によってその答えは違ってくるとは思います。その答えを求めて、今日もその空を眺める自分が居ます。
Jt571
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ホタル通信 No.570

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.665 投稿職人
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性

今思えば投稿職人の気質はこうしてブログとして花開いているのかもしれません、自分で言うのも何ですが。

始まりは中学生の時、学習教材の情報交流の場に投稿したのが始まりでした。そこから、他の雑誌やラジオに活動の場をひろげて小説に書いてある通り、編集部からも特別扱いされていた時期がありました。
ただ、内容に関しては幼稚と言うか、くだらないダジャレや下手くそなイラストが中心でした。それでも、当時から何かを考え、それを形にする・・・という創作活動は冒頭に書いた通り、今のブログに通じるものがありますね。

不思議なもので現在の仕事も少し似たところがあり、企画したり、資料を作ったりと「考える」ことが多く、それが苦にならないのは昔からの職人気質が関係しているのだと自己分析しています。当時は有名になりたいとか、一目置かれたいと思ったわけではなく、単に投稿が掲載されたり、読まれたりすることに素直に喜びを感じていました。

その割にはブログ止まりで、SNS関係は全く興味はありません。まぁ、自己満足のブログですから、視聴者ゼロでも続けて行くことに喜びを見出していますw
Jt570
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