カテゴリー「(104)通信No.401~500」の98件の記事

ホタル通信 No.500

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

特別編

最近、何度か特別編を書いていますので、言うほど特別感がなくなってきましたが、今回は「No.500」を迎えたことに対する特別編です。

まず、数字で振り返ってみたいと思います。2022年6月22日現在、小説は1117話掲載していますから、ホタル通信は約半分に到達したことになります。ホタル通信自体は、小説の掲載を始めてから約1年後にスタートさせた企画です。また、掲載のペースは、小説2話に対してホタル通信は1話ですから、このまま進めばホタル通信が小説を追い越すことはありません。

実は、小説の掲載危機・・・特にNo.1000を迎えた頃に、ブログの閉鎖、休止を考えていた時期がありました。これについては何度か記事にしています。原因は慢性的なネタ不足、つまり私が言うところの感性が鈍ってしまったことに他なりません。そのため、閉鎖や長期休止を考えた訳ですが、継続の道も探っていました。その時、考えていたのが「ホタル通信で記事を書いていこう!」ということです。新規のネタはないけど、ホタル通信ならネタは既出の小説分ありますからね。
でも、ご覧の通り、それは実現しませんでした・・・しませんでしたと言うより、採用を見合わせました。何だか続けることだけに固執して、何か大事なものを見失うと思ったからです。

現在、文章力は多少良くなっていても私が思う質は下がっていく一方です。でも、趣味のような仕事のような、そんな不思議な感覚を楽しんでいる自分も居ます。
果たして、ホタル通信がNo.1000を迎え、特別編を書くことが出来るかどうか・・・それこそ“神のみぞ知る”って感じです。

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ホタル通信 No.499

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.516 雪景色
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性

この小説は、雪国の“あるある”がテーマだと言えますね。ただ全ての雪国やそこに住む人たちがそうとは言えません。

地元の観光名所に行ったことがない、地元の名物を食べたことがない・・・案外、多いのではないでしょうか?「いつでも行ける」「いつでも食べられる」は、結局、行けずじまい、食べずじまいで終わってしまいます。

さて話を戻すと、仕事の関係とは言え、長年雪国住みながら雪だるま作ったことがありませんでした。もちろん、非雪国育ちの私としては、雪だるまも雪合戦も大いに楽しみたかったのですがネイティブの方からすれば、雪は邪魔者扱いです。私も雪国に住むようになり、1シーズンもすればその意味が分かるようになりました。
本当は子供のようにはしゃぎたかったわけですが、前述した通り雪だるまを見かけることは滅多にありませんでした。

そのため、いざ、雪だるまを作らせたら下手だった・・・が小説の主軸です。まぁ、これと言って特徴がない小説なんですが、日常を上手く切り取れた小説ではないか?と手前味噌ながら、そう思っています。

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ホタル通信 No.498

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.591 メルヘン
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性

小説に登場するマスクは、今とは背景が違いますよね。当時は本気のマスクだったと思います。表現は変ですが。

さて、水滴が光の輪に見える現象は他にもあります。例えば眼鏡が曇った時、その状態で信号機を見ると、幻想的な光の輪が見えます。光が乱反射してそう見えるみたいですよ。
話は反れますが、実はこのような見え方・・・白内障がこのような見え方をするそうです。幻想的と思う反面、ご高齢の方は大変な思いをしていると思うと、あまりメルヘンとは言ってられません。

話を戻しましょう。人って単純に光が好きなんだと思います。
太陽や星、虹などの自然の光もあれば、電球やLEDなどの人口の光もありますが、光を出しているものよりも、届く光自体が好きなんだと思います。この小説もそうです、光の輪と言う結果にスポットを当てています。

全体的にそれこそメルヘンで話が進んで行きましたので、オチはちょっとふざけてみました。

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ホタル通信 No.497

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.531 宇宙の謎
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性

この小説を一言で表現すると、実現しなかった未来を描いたものだと言えます。

話の主軸であるプラネタリウムは事実です。そこに至るまでの星や宇宙も事実です。ただ、小説のようにプラネタリウムに行くことは叶いませんでした。完全な妄想ではなく、実際、行く予定はあったのですが、実現しませんでした。
小説に出てくる科学館・・・実は思い出深い場所なんです。でも、行ったことはありません。もちろん、矛盾しているとは思っていますが・・・。
この科学館、他の小説にも少しだけ、登場しているはずです。「はずです」と書いたのは、どの小説か覚えていないからです、すみません。

彼女の影響で星が好きになり、そこから宇宙そのものに興味が出てきて、最終的には物理学に行き着きます。そんな自分がちょっとだけ好きなんです。いつか、空気の澄んだ場所で、夜空を見上げた時、この小説を思い出すのでしょうね、きっと。

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ホタル通信 No.496

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.459 空がない
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

空をテーマにした小説は多い方だと思います。特に初期の作品には度々登場していたと思います。

ただ、私の場合、どちらかと言えば空は“陰”の存在です。今風に言えば、陰キャラです。空に何らかの寂しさや悲しみを重ねたことが多く、当時は病んでいたのかと思えるほどです。
でも、誰の下にも平等に空はあって、そこに人々のつながりを感じていることも事実です。

さて、そんなこんなで何やら哲学っぽい展開で幕を開けましたが、実は話のきっかけはSky(スカイ)の空ではなく、駐車場に“空きがある”の空でした。偶然にも青色の“空”の表示を見掛けた時、「これだ!」とひらめきました。まぁ、私の創作活動はいつもこんな感じです。
従って、オチが決まっている状態から、話を肉付けしていったわけですが、それならと当時の心境をSkyに託したわけです。

皆さん、空を見上げていますか?昔は自分自身によく言い聞かせました。下を向いていることが多かったですからねw

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ホタル通信 No.495

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.445 目線
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性

良く言えば、ちょっと哲学風な感じの小説ですね。悪く言えば理屈っぽくて説明調です。

さて、話の主軸である写真の話、その写真の元となるブログの存在は事実です。ただ、残念ながらそのブログはもうありません。
小説の通り、私のブログにちょくちょく訪問いただき、交流がありました。とても魅力的な写真を撮られる方で、その感性に憧れさえ抱いていました。その写真に秘められた物語のようなものを感じていたからです。撮影者様がそこまで想いながら、シャッターを切ったかどうかは定かではありませんが、いわば写真という小説に魅了されたのかもしれません。

ブログを続けていくことはとても難しいものだと実感しています。
何度もその危機に遭遇しては何とか乗り越えていますが、いつ糸がプツンと切れてしまうか分かりません。交流があった方々はいつしか更新が止まり、そのままとなっています。その方々の意思を継いだわけではないのですが、こうやって書き続けている宿命のようなものを感じずにはいられません。

その方のブログの最後の写真は、ススキの草原でした。どこか悲しそうで、そこに私は何らかの迷いを感じたのを覚えています。

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ホタル通信 No.494

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.400 あなたと繋がる場所
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性

日常をテーマにしているからこそ、創作活動自体が小説になることもしばしばあります。

400話目が切りの良い数字かどうかはさておき、振り返ってみると、400話目に到達するまでに、約3年8か月の月日が流れていたんですね。何度かお話している通り、続けようと思っていたわけではなく、結果的にそうなったに過ぎません。

小説の内容はほぼ事実で、小説を始めたきっかけや見て欲しい人がいることなど、当時の小説の方向性が色濃く分かります。
今現在(2022年4月)はどうかと尋ねられると、かなり方向性は変わってきていると言わざるを得ませんが、それも良しとしています。
ところで、小説に出てくる“キーワード”って何だか分かりますか?
全然、隠していないので、すぐ分かると思います。それを知っているのは作者と「見て欲しい人」だけです。

書くことで心のバランスを保っている・・・そう言えるのかもしれません。広い意味で「あなたと繋がる場所」として続けていけたら幸いです。

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ホタル通信 No.493

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.566 継ぎ足し
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

ホタル通信を書くにあたって読み返してみると、意味不明な小説があります。今回の小説もその類です。

話の主軸である“歯磨き粉”については事実であり、日常的な光景です。無くなりそうで無くならないもの・・・その代表格が歯磨き粉です。
それを例えにして、後半の恋愛話に結び付ける良くあるパターンなんですが、それが自分でも理解できません。当時は意気揚々と書いていたと思うのですが、イマイチ、何を言いたいのか、分かりません。月日のせいにはしたくないものの、その想いが風化してしまっています。

それでも一応作者なので、過去の自分を分析しながら、解釈して見ると・・・次のような感じでしょうか?
無くなりかけた歯磨き粉を、別れそうで別れられない彼氏に例え、ズルズルと関係が続いてしまう・・・そんな時、新しい彼が出来てしまった、という感じでしょう。これに関しては、昔、経験したことがベースになっていると言わざるを得ない展開です。

つくづく読み手を無視した小説に笑ってしまうほどですが、これもひとつの持ち味として、これからも書き続けていこうと思っています。

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ホタル通信 No.492

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.537 苦労して
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

現実の話を、何らかに例えてオチを迎える・・・当ブログではよくあるパターンです。

さて、子供の頃、亀やフナ、ザリガニを追っかけていた野生児であったのは間違いありません。良く言えば、実家の周辺が自然に恵まれていたこともあり、“遊び”には事欠きませんでした。
でも、不思議なもので、亀を見つけることは極稀でした。小説にも書いている通り、隠れる場所が多く、子供の力では見つけることが出来なかったのかもしれませんね。

一方、大都会とは言えないものの、それなりの都会に住み、彼らとは無縁だと思っていたら、逆に向こうが積極的に姿を見せてくる現状に驚きを隠せませんでした。それもそのはずです、1匹、2匹のレベルではなく、その数たるやら・・・。
昔はあんなに苦労してたのに、今は掃いて捨てるほどの亀に出会えている・・・これが小説のきっかけです。

ラストは冒頭に書いた通り、現実の話を何らかに例えてオトすパターンです。なので、これに関しては創作になります。

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ホタル通信 No.491

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

特別編

No.489で特別編を掲載したばかりですが、今回も少し特別な話を掲載したいと思います。

今回は何が特別かと申しますと・・・昨日、2022年3月30日に小説No.1100を掲載し終えました。大きな節目であったNo.1000を迎え、そこから、100話の小説を掲載してきたわけです。ただそれだけのことなんですが、小説を書き始めて最初に100話を迎えた時と色々なことがオーバーラップしてきました。
もともと、長く続ける気持ちもなかったため、100話に到達した時は、自分でもビックリしました。それが、今やNo.1100ですから小説の質は無視するとして、何度も危機を迎えながらもよくぞここまでと、自分で自分を褒めたいくらいです。

昔は、小説のNoが、きり番(100や200など)の時には、少し特別なタイトルのもと、特別な小説を書いていたのですが、いつしかネタ切れになり、現在は特にイベント的なことをしていません。冒頭に書いたように長く続ける予定もなかったわけですから、無計画が招いた悲劇とでもいったら良いのでしょうか・・・大袈裟ですが。

何度も記事にしてきた小説の質の低下を感じつつも、むしろ掲載率は昔のレベルに戻そうとしています。もちろん、都合により長期に休むことは増えたのかもしれませんが、それ以外は意識的に掲載量を増やしています。
いわゆる「質より量」なんですが、続けることを自分の持ち味として今後も活動して行こうと考えています。

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