カテゴリー「(101)通信No.101~200」の100件の記事

ホタル通信 No.200

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.300 天空のホタル
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性

表面上の実話度はそれほど高くはありませんが、バックグラウンドには実話度以上のリアルな世界が広がっています。

切り番・・・No.100とかNo.200には、あえて当ブログに関係の深い作品を発表しています。
加えて、これらの作品に登場する人物は設定こそ違えども全て同じ人です。もちろん、実在します。

シリウスは、小説上の彼女にとっても僕にとっても、非常に重要な存在です。
その証拠にブログを始めて間もない頃に「No.006 四つのシリウス」という作品を発表しているくらいです。
彼女にとって、星たちは心を許せる存在と言いましょうか、唯一素直になれる対象だったのかもしれません。シリウスの話をする彼女の目は、それこそシリウス以上に輝いていました。

冒頭に記載した通り、表面上の実話度は低めで、会話などはほぼ創作です。あえて、実話度を下げてオブラートに包んだような作品に仕上げました。
従って、このような話につながることが、バックグラウンドにあったということです。
ただ、表面上のロマンティックさとは程遠く、どちらかと言えば、ドロドロしていました。

そんな現実がありながらも、そうなればいいな・・・的な想いがラストには現れているのかもしれませんね。今も・・・シリウスを見上げていますか?
T200
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ホタル通信 No.199

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.245 四次元の世界
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性

今でも、小学生の頃に見ていた番組のことを鮮明に覚えています。それだけ子供心には衝撃的でした。

ある人が、四次元の世界に迷い込んでしまう。でも、そこは自分が居た世界となんら変わりはない。
唯一、違うのは自分を知る人が居ないこと・・・そう、自分の居た世界でいう親も兄弟も、自分のことを知らない。
幽霊などの直接的な怪奇現象よりも、よほど怖くて、それが頭から離れませんでした。
ただ、これが実話に基いた話だったのか、フィクションであったのかは覚えていません。
結局、その人がどうなったのか、残念ながらこれも記憶にはありません。

それでは内容に少し触れさせて頂きますね。
この会話は車の中で交わされています。前半の最後の2行でそれを表しています。車がトンネルに入ることによって、四次元の話がスタートしたようなものです。
でも、急に思い出したのではなく、常々恐怖心を持っており、それがトンネルだけでなく、ゲートとかも・・・というのが後半に出てきます。

それを隠すために、またゲートを通らないようにするために、タバコを買いに行くように見せかけて、そこを避ける。
自分で言うのも変ですが、このタバコの下りは今読んでみても、最初はどのような意味があるかピンときませんでした、お恥ずかしながら。

ラストは少し強引で、それこそ「だ・か・ら何なんだよ」という感じです。当時、このふたりは一般人という設定でした。でも、これまた強引に考えると、芸能人カップルなんて設定が似合うのかもしれませんね。
誰も、僕達を知らない・・・だ・か・ら、マスコミに騒がれることもなく、愛を育める、ってことでしょうか。
T199
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ホタル通信 No.198

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.257 差し延べる手
実話度:★★★☆☆(40%)
語り手:女性

これこそ冬のホタルの真髄である“日常”を切り取った小説と言えます。

朝の小学生たちの行動は概ね事実です。話の中心であるひとりだけ歩いていた女の子も事実なのですが、その子が転校生だったのかは不明です。
ひとりだけ歩く女の子、そしてスクール帽の色・・・この事実を目の当たりにした時、この小説を思い付いたのです。

転校生という設定にすれば、なんとなく話のつじつまが合いますし、サクサク、話を作ることができました。
いつもの通り、ラストは考えていませんでしたが、幸いにも転校生という設定が良い方向へ進んだと考えています。
なぜ、その女の子が転校生だと思ったのか・・・それは自分がかつてそうだった・・・これがラストを決定したと思います。

・・・とは言うもの、ラストはちょっと商業的でベタな終わり方です。まぁ、そつなく終わっても自分的には生々しさがなく、物足りなくも感じます。話のテーマは違えども、よくあるパターンだと思います。
ですが、知っててそうしたわけではありません。あくまでも、話の展開上、そうなったに過ぎません。
何度か書いたこともありますが、なんせ1話(前半、後半)は仕事の昼休みの小一時間で作っているものですから、余り深くは考えていません。

今でも、目の前を小学生が駆け抜けて行きます。相変わらずみんな元気ですよ。誰一人残ることなく。
T198
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ホタル通信 No.197

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.277 異人館
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

実話度は低めです。交わされた会話に事実はなく、ほぼ創作になります。

当時、「神戸の異人館を訪れるカップルは別れる」という噂がありました。もちろん、単なる噂であったことは分かっていたのですが、もしそれを目の前に突き付けられたら・・・そんな話に仕上げています。

冒頭、実話度は低めで会話も事実ではない・・・と書きました。
それは間違いではないのですが、所々、当時の心境と言いましょうか、ほんの少しだけ事実が見え隠れしています。
実際、異人館の話題が出たことがあって、それもふたりの関係がギクシャクしていた頃です。
それこそ、小説と同じように「あえてそこに行こう」と言わんばかりの・・・そんな記憶があります。

結局、私たちは異人館には行かなかったのですが、別れることになりました。
結果的に異人館に行こうが行くまいが、ダメになるときはダメになる・・・当時、冷静に受け止めていました。
ただ、ブラックユーモアで考えるとすれば、少なくとも異人館の話題は出ていたわけですから、もうその時点でジンクスに負けていたのかもしれませんね。異人館は別れのサイン・・・そう考えることもできます。
今はどうなんでしょうか?でも、あえて調べてみようとは思いません。それはそれで良い想い出です。

小説はいつもの通り、結末を考えず、ふたりに会話を委ねました。最後はハッピーエンドに仕上げてみました・・・こんな結末を望んでいたのかもしれません。
小説のようにならなかった私たちですが、青春の1ページってきっとこんなことの繰り返し・・・そう考えています。
T197
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ホタル通信 No.196

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.283 パープル・レイン
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性

この話は過去の実話を、恋人同士の会話というかたちで紹介したものです。

会話をするふたりは創作ですが、そこで話される内容はほぼ実話です。当時、デートと言えば映画が定番であった時代にあって、自分もご多分にもれず映画を選択したのですが・・・。
ご存知の方も多いかと思いますが、高校生がそれもカップルが見るには、とてもお勧めできない映画です。

今なら十分に下調べも出来るわけですが、当時は今、どこでどんな映画を・・・なんて、手軽に調べられる環境にはありませんでした。
ですから、若さゆえの勢いもあったのでしょうか・・・出たとこ勝負で適当に選んだら、それが見事ハズレました。
記憶は定かではありませんが、ゴジラかなんかの怪獣映画もその当時、公開されていたと思います。
“自分的”に無難な怪獣映画にしようか、内容は不明だけど何となくカッコよさそうなパープル・レインにしようかと、迷っていたように記憶しています。

ラスト近くで、美崎(みさき)もその映画を見たことになっていますが、会話するふたりが架空の人物であるため、これ自体も作り話です。
語り手こそ“男性”ですが、作者は映画を見たカップルのどちらかになります。

最後に、もうひとつエピソードを付け加えますね。
昔は“同時上映”と言う仕組みがあって、パープル・レインがメインで、もうひとつ映画がオマケで付いていました。
その映画も、どちらかと言えばそっち系で・・・(笑)
T196
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ホタル通信 No.195

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.226 振り返る
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

小説では、偶然、元カレと同じ・・・のような話になっていますが事実は少し異なります。

本当は、偶然ではなく「キョロキョロ」していたんです。元カレに似たような人を探していたのではなく、元カレそのものを。
この場所なら「もしかしたら逢えるんじゃないかな?」なんて、淡い期待を抱きながら・・・。

話は一旦変わりますが、冬のホタルは、それぞれの話が繋がっていることが少なくありません。登場自分が思いのほか限られているので、複雑に絡み合っています。
この話も当然のように他の話につながっているのですが、特に繋がりを感じさせる話があり、「No.260眼鏡の理由」がその話になります。
順序・・・シーンと言ったほうが良いのでしょうか、話の流れで言えばNo.260の方が先になります。言うなればNo.260ではキョロキョロする準備をしていたことになります。

話しを戻すと、小説では元カレの匂い・・・なんて、綺麗なオチにしていますが、実際はそんなことはありませんでした。小説とは逆に、似た人とすれ違ったんです。
そして本当に振り向いて・・・これが小説のきっかけになりました。
実話度を上げて、有りのまま書くこともできたのですが、なぜかそうしなかったんですよね、理由は分かりませんが。

今でも、どこかで探しているような、探していないような、そんなことがあります。
多くの人が行き交う雑踏の中で一瞬だけ時が止まる・・・その瞬間を信じて。
T195
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ホタル通信 No.194

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.208 宇宙の果て
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

実際に飲み会の席で、このような会話が交わされたわけではないので、実話度については限りなく0%と言えます。

小説を書くきっかけになったのは、タイトルにもなっている“宇宙の果て”について、あれこれ考えていたことです。
ただ、夢見る乙女・・・といったロマンティックなものではなく、かなり科学的なアプローチから思いを馳せていました。

この場を借りて、アレコレ語るつもりはないのですが、たまたまWeb上で宇宙の果てに関する動画を見たとき、人知を遥かに越えたスケールの大きさに衝撃というより、恐怖さえ覚えたものです。
宇宙に果てがあれば、その先にはなにがあるのか・・・。
小説の後半はそこから始まって行きます。
ラストというかオチに相当する部分は、果ての先にはなにも“ない”けど、アレコレ考えることに夢が“ある”・・・ということで結んでいます。

少し話がズレますが、このあたりを機に、科学的な雑誌を読むようになりましたが、逆に読めば読むほど謎が増えて行きました。
けど、それが何とも言えない心地よいもので、現実逃避というわけではないのですが、日常では決して味わえない感覚です。

恐らく、誰もたどり着くことはできない宇宙の果て・・・そもそも果てがあるどうかも分かっていません。でも、夢だけは広い宇宙を駆け巡ることでしょう。
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ホタル通信 No.193

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.204 背中越しの告白
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

実話度は限りなく0%です。とは言え、アニメやドラマのワンシーンを切り取ったわけではありません。

全体的な雰囲気としては、それこそアニメやドラマのワンシーンであると自分でも感じています。
随分前の作品かつ実話度も0%なので、なにをきっかけにして作ったのかは正直覚えていません。けど、冒頭で書いたように、何かを参考にして作ったものではありません。

自分で作った作品に「あくまでも推測ですが」と前置きするのも変ですが、恐らく、“ドキドキ音”からヒントをもらったのだと思います。ただ、そのドキドキ音も単なる息切れのドキドキ音だったかもしれませんし、小説のように恋のドキドキ音だったのかもしれません。
いずれにせよ、ドキドキ音を単なる鼓動や音としてではなく告白のひとつの手段として使ったのは、手前味噌ながらナイスアイデアだと思います。

それに荒っぽく言えば、いつも小説のタイトルはいい加減に付けていますが、この小説に限って言えば内容とタイトルが一致しています。
ロマンティックさを付け加えるなら、背中越しの告白は爽やかな意味で、体と体が密着しており、だからこそドキドキ音が相手に伝わった・・・そんな意味も含まれています。

鼓動で告白し、鼓動で返事を返す・・・よくもまぁ、こんな照れくさい話を作れたものだと、自分のことながら恥ずかしくもなります。
でも、こんなふたりにどこか憧れているのかもしれませんね。
T193
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ホタル通信 No.192

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.291 ブルー・スカイ・ブルー
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

洒落のつもりではありませんが、雲が題材になっているだけあって、雲を掴むような話です。

全体的な雰囲気としては、何かにターゲットが当たっているようないないような感じがあります。格好良く言えば、それを狙って仕上げています。
午後の公園、静寂と子供のハシャグ声。これらの組合せは自分の中では、アンニュイな象徴なんですよ。・・・なので、この話はロマンティックと言うよりも、少し気だるい中での会話だと思ってください。
擬音で表すならキャピキャピのカップルではなく、倦怠期ではないにせよ、モヤモヤした状態のカップルをイメージしています。恋人同士なんだけども友達のようでもあり、単なる仲間もようでもあり・・・。

話のきっかけは、ご想像通り、“雲”です。
いまさら雲の形が「あれに見える、これに見える」とパターンは、自分にとっても普通過ぎるのですが、これに心境が加わった時、少し別の展開が見えてきました。
流される雲・・・流れる雲に対して、流されない心。何がどうしたというわけではないのですが、そんなことをフっと考えていました。
実際には公園ではなく、部屋(マンションの7階)から見える雲を一人でボンヤリ見ていました。

最後にタイトルに触れておきますね。
タイトルと内容に、これといった関係は特にありません。荒っぽく言えば適当にネーミングしていますが、有名な歌のタイトルからとったのは間違いありません。
ただ、適当とは言っても、どこかで繋がっているような・・・そんな気がしたものですから。
T192
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ホタル通信 No.191

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.236 朝靄のユーロスター
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

この小説、実話度は20%ですが、実は少し評価し難い部分があります。

書くきっかけとなったのは、知人とのメールのやりとりでした。
簡単に言えば、その知人の夢を、冬のホタル風にアレンジしています。
小説のタイトルである「朝霧のユーロスター」も、メールの中に書いてあった文章を拝借させて頂きました。今でも好きなタイトルのひとつです。これだけでも、様々なイメージが膨らんできます。

さて、小説の内容は、その知人のメールを随所に引用させて頂いています。不安なのか期待なのか、それに今、自分がどこに居るのかさえ、はっきりしない・・・。
それにユーロスターは外国の列車です。夢の舞台が日本ではないことも、よりモヤモヤ感を高めていると思います。
・・・夢ですから、理屈もヘッタクレもありませんが、時に何よりも、自分の心境を表現してくれることがあります。

なので、実話度が100%に近いと言えば近いのですが、あくまでも“夢”がベースになっているので、あえて低めに評価しています。
話は戻りますが、好きなタイトルのひとつです。あまり、タイトルには拘らないタイプなのですが、時々、自分的に「これは」と思うタイトルに出会うことがあります。
現在、約500話ある話の中で、好きなタイトルを三つあげるとすれば次のようになります。

朝霧のユーロスターブルーメの丘非常階段のシンデレラ

・・・なんですよ。
T191
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