カテゴリー「(117)通信No.426~450」の25件の記事

ホタル通信 No.450

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.510 残してきたもの
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

傘を忘れたことは事実ですが、これ自体に特別な思い入れが
あるわけでもなく、かなり拡大解釈した小説です。

それこそ、傘を忘れた事実だけで創作しようとすればいくらでも
話が作れるのかもしれません。でも、今回の話に落ち着いたの
は過去の経験が記憶に残っていたからだと思います。
かなり省略して話せば、昔、友人に何らかの“貸し”を作ってい
たことがありました。尚、金銭的なものではありません(笑)
その貸しを友人も別に返して欲しいというわけでもなく、いわば
それは二人をつなぐ糸のような存在でした。それを良い意味で
二人で会うための口実に使っていました。
ちょっと行動が不自然な感じに聞こえるのは、その友人が女性
ではなく男性だったからです。

そんな貸し借りのような出来事を、傘を忘れたことにくっ付けて
みました。高級な傘より、安物の傘の設定にしたのはそのもの
自体にはさほど価値はないが、それを一緒に取りに行くこと・・・
つまり、地元に帰ってくるという価値は大きい・・・を際立たせた
かったためです。
それに、望郷の念と言いますか、地元というより、故郷を思う私
の気持ちが見え隠れしているとも言えます。

その証拠に舞台が一面の銀世界なのは言うまでもありません
よね。正確に言えば第二の故郷なんでしょうけど。
T450
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ホタル通信 No.449

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.438 天使と悪魔
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

実際にネコがうずくまっていたのは事実です。少し記憶は曖昧
ですが、2、3日は同じ場所に居たような記憶があります。

ネコが題材になっている話は数多くあります。作者がネコ好き
ということもありますが、野良ネコと出会う機会が多いことも理
由のひとつです。
最初、怪我か病気でもしているのかと思いましたが、見た目は
単に休んでいるようでした。窮屈な場所が好きな彼らですから
その空間がお気に入りかな?とも思っていました。ただ、近づ
いても余りにも無反応で、それが小説のきっかけとなりました。
従って、シチュエーション的にはほぼ事実です。

後半になればなるほど実話度が薄まりラスト付近は創作です。
さすがに、そんな都合の良い友人はいません。
これについては多少、テレビなどの影響を受けているんでしょ
うね。保護ネコを扱ったテレビ番組を私も何度も見ています。
その願望を文字として、小説として書いたものと言えますが、
逆に自分の弱さを書きたかったのかもしれません。
「怪我や病気なんかしてなくてきっと元気に違いない」と思った
のは、もしかしたらその場を立ち去るために言い訳だったので
はないかと思っています。
T449
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ホタル通信 No.448


小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.411 交錯する季節
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

前回のホタル通信に引き続きオチがいまいちハッキリしない小説
です。随分前に作った小説なので記憶も曖昧になっています。

さて、もう時期は過ぎましたが、少し前まではキンモクセイの香り
が漂っていましたね。香りに気付き、周りをキョロキョロ・・・いつも
そんな感じで、季節の変わり目に出会っています。
小説に書いてある通り、いつも花の名前を思い出せず、一旦、沈
丁花と勘違いした後に、キンモクセイの誤りだと知ります。「いい
加減、覚えろよ!」と自分で自分に突っ込みを入れています。

特に尖った話ではなく、冬のホタル特有の超日常な展開です。
そこに、ほんの少し、甘い話を入れているのも、冬のホタルの特
徴とも言えますね。最近はその傾向も変わってきましたが、その
昔は何でも恋愛話に結びつけていました。
今回のオチは分かりますか?ちょっと自信はないのですが、記
憶を辿ると以下のような感じです。

彼とは付き合って1年目・・・でもキンモクセイの話は付き合う前
からしていた。つまり、以前は元カレとしていたと言うことです。
それが「去年は聞いてないからな」のセリフです。
そして「来年も聞かせろよ」のセリフは遠回しに、来年も付き合っ
ていたい・・・でも「あなた次第じゃない?」と、彼に軽くジャブを打
つ・・・これがオチの真相です。

キンモクセイが香る時、それぞれドラマが始まったり、終わったり
しているのでしょうね。
T448
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ホタル通信 No.447

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.410 スニーカー
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

実話度が示す通り、ほぼ創作です。もちろん、話のきっかけとな
るスニーカーや足のサイズについては事実です。

足のサイズは大人になってからは、ずっと変わらなかったのに
ある時、サイズが小さくなっていました。これを面白おかしく切り
取ってみました。ただ、あえて書けば、設定上、29歳となってい
ますが、実際の年齢はそうではありません。そこはご想像にお
任せします・・・と言うのが冬のホタルの決まりです。

さて、ほぼ創作なので、そこにリアルな事実は隠されておらず、
前述した面白おかしく話を進めています。
「足が小さくなる」を「胸」にも引っ掛けているのは、まぁ、よくある
パターンの展開ですね。友人と小競り合いをするように話を進め
最後にオチを持ってきています。
オチの部分も創作なので「選んだスニーカーは真っ黒に銀色の
ドクロマーク」は事実ではないものの、全く似ても似つかないも
のを買ったわけでもありません。これも前述した面白おかしく話
を締めくくるための演出です。

自分で言うのも変ですが、特に何かを主張したいわけでもなく、
何かを狙っているわけでもなく、ただただコミカルに展開していき
ます。最近の小説も割とこんな感じなものが多いですね。
T447
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ホタル通信 No.446

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.408 黄色い電車
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性

最初に、お詫びしておきます。ホタル通信では小説の舞台裏など
を紹介するはずなのに、肝心の・・・オチの意味が分かりません。
申し訳ございません。

最初に、場所や景色は実在しており、かつて線路があった土手が
道路に変わったこと、そしてタイトルでもある黄色い電車のうわさ
も事実です。そうそう、牛が放し飼いにされていたのも本当なんで
すよ(笑)
その昔、実家のすぐ近くに大きな川が流れており、その川沿いの
土手に線路が通っていました。とは言え、そこに電車(正確には
汽車)が走っていた姿を一度も見たことはありません。線路の言
わば終点にあたる所に、何らかの工場があり、そこに資材を運ん
でいたそうです。もしかしたら、これらの事実だけで場所が特定
できるのかもしれませんね。

さて、内容は幼馴染とのやりとりを描いたものですが、これについ
てはほぼ創作で、実際にこのようなやりとりがあったわけではあり
ません。
振り返れば、黄色い電車のうわさを何とか恋愛話に結び付けよう
として、失敗してしまったような出来栄えです。そのため、読んで
いて、何だかストレスを感じます、自分で作っていながら。
そのため、オチの部分である「地元を離れて~ある噂が広まって
いたことを」のうわさが何であるか、覚えていません。
無理やり考えれば「黄色バスを見かけると幸せになれる、告白が
成功する」なんて感じでしょうか?

最後に黄色い電車なんですが、現実世界では見たことはないの
ですが、一度夢の中に出てきたことがあります。それが何を意味
しているのかは分かりませんが。
T446
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ホタル通信 No.445

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.541 見てない
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性

今でも鮮明に覚えています。覚えている理由は特徴的なエピソー
ドだということもありますが、もうひとつ裏話があります。

計算ドリルの答えを書き写したのは事実です。担任の先生の机が
教室の前にあったので、皆の前で呼び付けられ、立たされていま
した。これならよくあるパターンですが、ここからが裏話です。
実は、私の他に同じようなことをした女子がいて、その子も私と同
じように前で立たされていました。
まぁ、完全に“クロ”だったわけですが、“見てない”を押し通しまし
た。その女子も私と同じく、“シロ”だと・・・。

今振り返ると素直に謝っておくべきでしたし、遅くなりましたが、
「先生、あの時は答えを書き写してしまいました。本当にごめんな
さい」
さて、禊が済んだところで(笑)、あらためてとても懐かしいエピソ
ードのひとつです。計算ドリルに答えを付けていたのは、もしかし
て、試されていたからなのか、それとも信頼されていたからなのか
真相は不明です。
大人になった今なら「そんなことも起こりうるから、答えを付けて
おくことなんてありえない」と、偉そうにリスク管理の必要性を語っ
たりするのでしょうかね。

それにしてもあの女子・・・どうしていますかね。まぁ、この小説を
読むこともないだろうし、読んでも「私かも?」と思うには情報が少
なすぎます。
逆に「私のこと?」と思う人が沢山いれば、それはそれで面白いの
かもしれませんね。
T445
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ホタル通信 No.444

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.569 土に還る
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性

最初に言っておくと、ラストの「今日、彼女は土に還った」は創作
であり、事実ではありません。でも、いずれそうなる日は来ます、
誰のもとにも。

土に還る・・・つまり、この小説で言う“死ぬ”がテーマにはなって
いますが、決して暗い話ではありません。
家庭菜園に関係した話はとても多く作っています。そこから得ら
れる教訓やとても小さな出来事は、まさに冬のホタル向きです。
つい最近も「No.1005 小さな世界」を発表しました。
さて、この小説は実際に“土に還る”と言う話題が出たことがきっ
かけになっています。もちろん、そこに悪意はなく、むしろ愛情を
感じられる一言でした。
でも、本当に不思議なんですよね、土をいじっていると、落ち着く
と言うか、そこに何かを感じずにはいられません。

設定的には、恋人同士の会話です。ラスト付近の「ありがとう!
あなたと一緒に・・・」のセリフが、逆プロポーズとも取れるでしょ
うね。これを機に結婚、そして月日が流れた・・・。
記憶は定かではありませんが、非常に作りやすかった小説で
した。自分的にはストレスなく書き進められた記憶があります。
小説を作ったというより、心の片隅にあった素直な気持ちを文字
にしたという感じでしょうか。

土に還る・・・自分で言うのも変ですが、とても心に響く言葉です。
小説を読み直し、昨日よりも少しやさしくなろう!と思う今日この
頃です。
T444
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ホタル通信 No.443

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.584 白いスカーフ
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性

読者に答えを求めるタイプの小説は少なくありません。今回の小
説もそのタイプです。

ただ、答えを求めるとは言うものの、一応、作者としても答えは用
意しています。そうしないとさすがに何でもアリのオチになってしま
うからです。
ただ、小説から読み取れるものもあれば、全く読み取れない場合
もあります。この小説は間違いなく後者です。
ですから、後日談と言いますか、舞台裏をキチンと説明する必要
ありますね。

舞台裏と言ってもさほど複雑でもなく、十分、予想できる内容です。
スカーフをしていたのは人ではなくネコで、もちろん、野良猫では
ありません。ただ、飼い猫にしてはちょっと・・・の雰囲気はありまし
たし、安っぽく言えば“スカーフのような布”でした。
ですから、スカーフに関しては少し誇張していると言えます。前半
人っぽい雰囲気で話を進める上での演出です。

前置きが長くなりましたが、そんなネコに出会い、いつものように
ナデナデしてたら、毛のひとつやふたつ、付着するでしょう。それ
を彼女に見破らていた・・・というのがオチです。
それに、スカーフをしていたのが人ではなく、ネコであると途中で
気付かれている設定です、ただ、これに関しても何の伏線も用意
していません・・・すみません。

私の小説にはよくネコが出てきます。
色んな意味で、まるで自分を見ているようで・・・今でも通勤途中
に彼らと戯れています。
T443
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ホタル通信 No.442

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.598 風化
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性

う~ん・・・何だか背景が分かり難い小説ですね。作者ですら少
し考え込んでしまいました。

ラスト付近に「言わば、2年という時が・・・」のセリフがあります。
これからすれば、2年前に何らかの出来事が起こっており、それ
が風化して今に至る・・・ということになります。
では風化したそれは何か・・・覚えているようで覚えていません。
実はこの小説、小説上の私や作者の経験談ではなく、他人の
経験を描いたものです。そのため、風化したものがなんなのか、
今一つはっきりしません。

そこで、小説の投稿日などを参考に記憶を辿って行くとようやく
ある事実を思い出した。これを踏まえて、この小説のあらすじを
書くとすればこうなります。
小説上の私は、大阪で働いている時に母を無くした。それもあっ
てか、故郷の札幌に戻り、新しい生活を始めた。それから2年の
月日が流れ、大阪時代に一緒に働いていた男性と再会する・・・
という感じでしょうか。
ちなみにその男性は今でも大阪で働いていますが、私と札幌で
も一緒に働いていたこともあり、再会という大袈裟な感じではな
く、彼が帰省した際にちょっと会ってみた・・・そんな軽い感じ
です。

振り返れば、こんなしっかりした話があったのに、覚えていない
とは・・・我ながら情けないです。
今一度、当時を思い出して、しっかりと読み返して行きますね。
T442
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ホタル通信 No.441

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

特別編(第三部)

さて、最後の第三部ではなぜ実話ベースの小説にしたかを書きた
いと思います。

これも何度か記事にしていますが、当初は明確なポリシーがなく
振り返るとSF的な要素が強い作品もあります。その内、幸か不幸
か身の回りで、色々と変わったことが起こり始め、決定打になった
のが“せいじゅうろう”、つまり“菜緒”の存在でした。
彼女は実在の人物で、正確には“奈央”と書きます。当初、小説の
登場人物に名前を付けていた時、“なお”と読む名前が多いのは
そのせいです。

早い話、日常を小説風に切り取れば、ネタに困らないように思え、
それならばその路線で行こうと決めました。
ですからポリシーは比較的早い段階で固まり、ナンバーで言えば
No.10を超えたあたりから実話ベースの話になりました。ただ、残念
ながら実話ベースでスタートしたものの、最近はその傾向が弱まり
つつあります。これが私が言っている“感性が鈍ってきた”であり、
このままブログを続けて行くべきかの判断基準でもあります。

話を戻すと、日常を切り取りながらも、奈央を応援する、奈央を存
在を知ってもらう・・・これも隠れたポリシーでした。
不器用な生き方をしているというより、小さい頃から色々な面で恵
まれない彼女でした。それを“せいじゅうろう”シリーズとして掲載を
続けてきました。余談ですが、当初は小説をシリーズ分けしようと
考えていましたが、蓋を開けてみると、シリ-ズ化したのはこれだ
けでした。雨女、雨男に関する小説も多く発表しているので、本来
ならシリーズ化が可能なんですが、なぜだかそれには至りません
でした。

最後に、あらためてここまでお付き合いをしていただいた読者の
皆様、本当に感謝いたします。特に拍手までしていただける方の
存在も今やブログを続ける原動力になっています。
さて、1001話目以降ですが、少しお休みをいただいてから変わら
ず続けていくことにしましたので、よければまたお越し下さいね。

作者 ホタル

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