カテゴリー「(116)通信No.401~425」の24件の記事

ホタル通信 No.425

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.470 また次の夏も
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

タイトルを見て自分が想像していた内容と違うことに驚きました。
時々こんなことがあります。

さて、冬のホタルでは命がテーマになっている小説が少なくあり
ません。人はもちろん、人知れず消えていく、虫たちにそれが向
けられていることもあります。
特に夏の風物詩であるセミは何度となく登場しています。あえて
“奴ら”と呼びますが、奴らと出会うのは決まって、その命が消え
ようとしている時です。
でも、そうですよね?元気な奴らを捕まえるにはこちらも本気を
出せないといけません。ですから、必然的にそうなってしまうわ
けです。

今回のようにベランダやエレベーターホールで出会うことが多い
ですね。異質な場所に居る・・・というか迷い込んだというべきか、
とにかく、気付きやすい場所に居ます。
別に虫が好きでもなく、もちろん特別な感情などこれっぽっちも
持ち合わせてはいません。でも、あれだけ騒がしかった奴らの
弱々しい姿を目にすると、さすがの私も、無視するわけには行か
なくなります。
別に善人ぶってるわけでもなく、ましてや仏の心を持ち合わせて
いるわけでもありません。ただ何となく、心に響くものがあります。

小説ではベランダの植物の茎に・・・としていますが、実際は地上
の木に引っ掛けました。小説に書いたように脚の構造上、かろう
じてそうすることができました。
ラスト付近のカラオケのくだりは全て創造です。これについては
当ブログの主旨である、“悲しい終わりはない”に準じたものです。

もう少し先になりますが、また今年も始まりますね。頼むから私
の前にはもう現れないでくださいね・・・でもそれはそれで寂しい
かもしれません。
T425
web拍手 by FC2

| | コメント (0)

ホタル通信 No.424

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.480 望遠鏡
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性

小説の内容に直接関係しませんが、この頃は登場人物に名前
を付けていたんですね、自分で言うのも何ですが。

名前についてはいつの頃からか付けなくなりました。理由は簡
単です。面倒になったからです(笑)
さて、本題に入ります。話の主軸である望遠鏡を雑誌の付録と
して手に入れたのは事実です。冬のホタルでは、星とか宇宙と
かは比較的扱われるテーマです。今回の小説もこの流れだと
思って下さい。

実は小説に書いているほど月の表面は見えていません。小さ
いながらクレーター・・・さすがに無理でした。
それでも地上から肉眼で見るよりは遥かによく見えていました。
実話度が20%なのは、これらだけが事実であり、奈央(なお)と
のやりとりは全て創造の産物です。
ただ、全くの創造でもなく、彼女が星が好きだったせいもあり、
自然とこのような小説が生まれました。
タイトルだけではどんな小説か思い出せなかったのですが、読
み直してみて、ようやく記憶がよみがえってきました。
もしかしたら「こんな風になればいいな?」と考えていたのでしょ
うね。

これと言って、とがった特徴がない小説で気の利いたオチでも
ありません。でも、個人的には大変好きなラストです。
普通の話をちょっとだけ輝かせて話を締め括る・・・今でも心が
けていることです。
T424
web拍手 by FC2

| | コメント (0)

ホタル通信 No.423

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.485 空の彼方へ
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

肝心の“何を見上げているのか”は、最後まで伏せたままです。
特に深い意味はなく、物語に大きく関係しないため外しました。

見上げているのは、“あべのハルカス”です。ほぼ真下に歩道
橋がありますので、そこで見上げている設定です。
この小説を一言で言えばアンニュイな状況を描いたものです。
最近、あまり書かなくなったタイプの小説です。
作者にとっての静かさは、小説のように雑踏の中で感じること
が多く、本当に静かな場所ではそれを感じることがありません。
もう少し闇っぽく表現するとすれば、人が多ければ多いほど、
孤独感があると言うことです。

この小説はそんな気持ちを描いていると言えますね。
なぜ描いたのか、明確な理由は覚えていません・・・というより
多分、理由はなかったと思います。そんなこんなで、どうにも
掴みどころがない小説になってしまうので、ラストは恋バナ的
な展開にしています。
まぁ、冬のホタルにとっては典型的なパターンですが、いつも
オチを考えずに書いている割には、そこそこ収まりがいい小説
だとは思っています。

あの時、ビルを見上げて何を想っていたのでしょうか?自分に
問うてみたいですね。もしかしたら、タイトルの通り、空の彼方
に何かを感じていたのかもしれません。
T423 
web拍手 by FC2

| | コメント (0)

ホタル通信 No.422

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.455 ネオンカラー
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:男性

ネオンカラーにまつわる高校時代の話は事実です。思い出すと
かなり恥ずかしい服装でした。

作者の性別や年齢が分かってしまうので、あまり詳細には書け
ませんが、当時、確かにそんな感じの色が流行っていました。
その流行に乗ったわけではないのですが、おしゃれを気にする
年頃でしたからごく自然にその服を選んでしまったと思います。

海に出掛けた・・・と言ってもたかが高校生です。彼女を自転車
の後ろに乗せ出掛けていったわけですが、そんなにロマンティ
クなものではありませんでした。「お尻が痛くて大変だった」と風
のうわさで知りました。
そりゃそうですよね、車で出掛けるならまだしも、そんなに距離
が縮まっていない二人がそれも自転車で出掛けるには“海”は
敷居が高すぎます。
この一件だけのせいではありませんが、別れる原因の引き金に
なった可能性はあります。

生意気な発言ですが、彼女から告白されて付き合うようになりま
したから、立場としては僕の方が上した。
でも、別れる際には「思っていたような恋ではなかったと」と言わ
れたのを今でも覚えています。
僕を気遣っての発言だと思いましたね・・・なんせ、当時は硬派を
気取っていましたから、普通の女子なら退屈しないわけはありま
せんからね。
T422
web拍手 by FC2

| | コメント (0)

ホタル通信 No.421

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.482 次の恋
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性

実話度が示す通り、概ね事実です。事実と大きく異なっている
のは彼女を呼び付けた方法です。

小説ではメールにしていますが、実際は手紙です。
当時、メールが一般的ではなかった時代でしたから、連絡手段
と言えば電話か手紙でした。ですから、彼女が来るか来ないか
は“賭け”のようなものでした。
話はそれますが、そう考えると昔は、待ち合わせするということ
は、かなり重みのある行為だったのかもしれませんね。簡単に
相手に連絡を取ることができませんから、お互い是が非でも待
ち合わせ場所に行かなくてはなりません。

冒頭書いた通り、ほぼ実話ですから、会話もほぼ再現できてい
ます。ただ、ラストの4行だけは創作しています。つまり、こんな
会話はなかったわけです。
この部分は願望と言えば願望なのですが、絵空事というわけで
もなく「言いかけて言えなかったセリフ」と表現できます。

さて、この小説のその後を書くとすれば、彼女とはこれっきりと
なり、会うこともなく、もちろん連絡もとっていません。
もし、あの時、勇気を出して、そのセリフを口にしていたら・・・と
考えなくもないですが、“言わなかった”からこそ、今の自分があ
ると思っています。
T421
web拍手 by FC2

| | コメント (0)

ホタル通信 No.419

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.490 すれ違い
実話度:★★★★★(100%)
語り手:男性

ほぼ100%の実話です。脚色もほとんどありませんので、お約束
通り、作者は語り手である男性とは限りません。


100%実話なので書いてある通りのことが起こりました。一度なら
まだしも、二度も続けて直前に連絡が入りました。
彼女は知り合いで何度も会っている人なので、素直に受け入れて
も良かったのですが、なぜかそうすることができませんでした。
理由は簡単です。「体調が悪い」ということを疑っていたからです。
もちろん、体調が前日から悪く、ギリギリまで回復するのを待った
上での判断だったかもしれません。でも、そんな風に考える余裕も
冷静さも欠けていました。

小説に書いている通り、出掛ける前なら素直に受け入れられていた
かもしれません。諦めもつきます。
でも、上から目線の言い方になりますが、“わざわざ電車賃まで使っ
て出掛けた”わけですから、何らかの結果が欲しくもなります。
それに話せませんが、別の理由もあります。出掛けてしまった以上、
そうそう帰れない事情が・・・。

とにかく、その時は頭に血が上っていたことを今でも覚えています。
電話ではなく、メールかLINEでのやり取りでしたが、明らかに文字の
“口調”が攻撃的でした。
自分を美化すれば、“それでも会いたかったから”となるわけですが
前述した通り、当時の正直な気持ちは「うそを付いている」と考えて
いました。

今となっては、苦い経験として反省していますし、それを素直に受け
入れられる年齢にもなりました。
T419
web拍手 by FC2

| | コメント (0)

ホタル通信 No.418

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.565 酔った勢いで
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:男性

言葉を選んで都合良く言えば、大人感が漂う“ムーディ”な小説
ですね。こんな小説作っていることをすっかり忘れていました。

さて、まずは実話度からです。
実話度20%にした通り、ほぼ創作と言えますが、所々に事実が
散りばめられています。
代表的な部分では「酔った者同士が、それぞれの勢いで」でしょ
うか・・・。直後に「行ったのは確かだけど」とセリフがありますが
あくまでも“彼女の家”に行った設定にしてあります。
事実は、彼女の家に行ったのは間違いありませんが、中に入ら
ず、彼女を送り届けると帰路につきました。
ただ、帰路につく際、電話番号を交換し、それから付き合いが始
まりました。これに関しては小説の中では触れていません。

そんなこんなな過去を小説では、同僚の女性と会話している設
定にしていますが、実はこの展開も前述した酔っていた彼女・・・
後に付き合うことになった女性のことなんです。
話がややこしくなりますが、前半は同僚ではなく、その彼女のこ
ととして、置き換えて読んでいただくのもおもしろいかもしれませ
んね。
ただ、残念ながら、後半の半分を過ぎたところからの展開が作者
である私にもピンときません。
多分、“昔の彼女の家から朝帰りしたパターンをまた繰り返して
しまった”のような展開だと思いますが、流行の言葉を借りれば
冬のホタルでは珍しい“セクシー”な小説と言えますね。
T418 
web拍手 by FC2

| | コメント (0)

ホタル通信 No.417

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.555 少し照れながら
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

タイトルだけで内容が思い出せるもの、逆にタイトルだけでは思
い出せないもの・・・今回の小説は後者になります。

実話度はゼロですが、もちろんきっかけはあります。ただ、ある
と言いながらも全くそれを思い出すことができません。話の内容
からすれば、ドラマのワンシーンのような空気感がありますね。
さて、手法としては前半、何が行われているか隠しながら、後半
に入っていくパターンです。
とは言え、後半になってもオブラートに包まれたような感じで話
が展開していきます。

タネあかし・・・というほど大袈裟なものではありませんが、相手
の人、どうして“しゃがみ込んでいた”のか、分かりますか?
そうです、花の写真を撮っていたわけです。
あえて直接的な“写真”や“撮る”といった言葉を使わず、雰囲気
だけでそれを伝えようと考えました。
「そう言うと手に持っていたそれを、軽く私に向けた」の部分が一
番、カメラを意識させるシーンだと思います。

最後のシーンは読み直してみると、最初は自分でも?だったの
ですが、ようやく意味が分かりました。つまり、相手の方に頼まれ
て早い話、モデルを務めたわけです。
ただ、手だけが花に写り込むようにしたのか、全身だったのかは
作者も決め兼ねていますが、タイトルからすれば後者だったの
だろうと結論を付けています。
T417
web拍手 by FC2

| | コメント (0)

ホタル通信 No.416

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.573 祝電
実話度:★★★★★(100%)
語り手:男性

多少、脚色している部分はありますが、ほぼ100%の実話です。
特に祝電の部分は原文のままです。

100%実話なので、人間関係は詳細に書けませんが、小説上の
私(男性)か、教え子(女子)のどちらかが作者です。
100%なので読んでいただいた通りの内容です。脚色と言っても
私と、私と会話している相手の部分だけ小説の展開上、付け足し
ています。

当時、教育係・・・つまり、“先生”というポジションにいたため、必
然的に新入社員と交流が生まれます。
ただ、新入社員も年度ごとに色があり、交流が深まることもあれ
ば、イマイチなこともあります。
彼女が入社した年は、女子社員が多く居たため、彼女たちに“巻
き込まれてしまった”感で交流が深まりました。
言わば先生と生徒の関係で、歳もそれなりに離れていましたから
ある意味、親と娘・・・のような関係でもあったと言えます。

そんな彼女や彼女たちも、すでに自分の人生を歩んでいます。
特に小説の主人公とも言える“教え子”は、今でも元気に働いて
います。
T416
web拍手 by FC2

| | コメント (0)

ホタル通信 No.415

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.578 バチあたりな行動
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

読み返してみるとラストの2行にやや「失敗したぁ!」感が漂って
います。

シチュエーションはほぼ事実です。マンションの一室から見える
出窓の上でハトが寝ていました。
寝ているだけならいいのですが、朝方になると例の鳴き声がダイ
レクトに聞こえてきました。7階の出窓だけあって、ハトにとっては
安全地帯です、私とは真逆で心置きなく眠れていることでしょう。
さて、冒頭で「失敗したぁ!」と思ったのは、私がハト以外のことで
イライラしている伏線が書かれていないからです。
もちろん、伏線をあえて書かない小説も多いですが、この小説に
関して言えば、書くべきだったでしょう。小説上では、イライラの原
因がハトであることしか描かれていません。

ハトに悪気はないのでしょうが、こまりものでした。
ただ、鳴き声よりも困っていたのは“ハトの糞”でした。出窓はもち
ろん、周辺はハトの糞だらけで、長時間同じ場所に居座られると
その被害も尋常ではありませんでした。
それもあって、ハトには気の毒ですが、夜、懐中電灯の光で驚か
してしまった・・・というわけです。

まぁ・・・ハトは好きではありません。
でも、憎めない奴と言いますか、何かと話題を提供してくれる相棒
とも言えなくもありません。
今でも時々ベランダでハトが休んでいるのを見掛けます。撃退?
いいえ、陰からコッソリ覗いて、行動を観察しています。
S415
web拍手 by FC2

| | コメント (0)

その他のカテゴリー

(000)お知らせ (001)小説No.01~25 (002)小説No.26~50 (003)小説No.51~75 (004)小説No.76~100 (005)小説No.101~125 (006)小説No.126~150 (007)小説No.151~175 (008)小説No.176~200 (009)小説No.201~225 (010)小説No.226~250 (011)小説No.251~275 (012)小説No.276~300 (013)小説No.301~325 (014)小説No.326~350 (015)小説No.351~375 (016)小説No.376~400 (017)小説No.401~425 (018)小説No.426~450 (019)小説No.451~475 (020)小説No.476~500 (021)小説No.501~525 (022)小説No.526~550 (023)小説No.551~575 (024)小説No.576~600 (025)小説No.601~625 (026)小説No.626~650 (027)小説No.651~675 (028)小説No.676~700 (029)小説No.701~725 (030)小説No.726~750 (031)小説No.751~775 (032)小説No.776~800 (033)小説No.801~825 (034)小説No.826~850 (035)小説No.851~875 (036)小説No.876~900 (037)小説No.901~925 (038)小説No.926~950 (039)小説No.951~975 (040)小説No.976~1000 (100)通信No.001~025 (101)通信No.026~050 (102)通信No.051~075 (103)通信No.076~100 (104)通信No.101~125 (105)通信No.126~150 (106)通信No.151~175 (107)通信No.176~200 (108)通信No.201~225 (109)通信No.226~250 (110)通信No.251~275 (111)通信No.276~300 (112)通信No.301~325 (113)通信No.326~350 (114)通信No.351~375 (115)通信No.376~400 (116)通信No.401~425 (117)通信No.426~450 (200)VホNo.001~025 (S01)せいじゅうろう