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ホタル通信 No.618

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.783 手の温もり
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性

セミの話は冬のホタルでは定番と言って良いかもしれません。鳥ならハト、虫ならセミ・・・が、レギュラーですw

実話度が示す通り、ほぼ実話です。しかも、後半の話も小さい頃の体験談です。夏になるとなぜかしらセミとの絡みがあります。もちろん、あれだけ大量にいるわけですから、何らかの絡みがあっても不思議ではありませんが、ありそうでなさそうなのがセミとの絡みです。そんな中、セミとの出会いはどちらかと言えば、悲しい出会いが多いですね。だからこそ小説のネタとして選ばれるのかもしれません。

後半は今でも覚えています。近所の土手に箱に入れて捨てられていた子犬がいました。その時は、素直な感情で、雨にあたらないように土管に避難させた・・・でも、今は思えば死期を早めてしまった可能性があります。小説に書いた通り、人目につかないことは、誰にも気づかれないことですから。
小さい頃の記憶とセミが重なり、この小説が生まれました。一見関係がなさそうな二つの事実が長い時を経て、巡り合ったような気持ちです。

正直、前半や後半の行動が正しいのか間違っているのか分かりませんが、命を感じることは大切だと思っています。
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