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[No.1343-1]笑い袋

No.1343-1

登場人物
男性=牽引役  女性=相手
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あることを思い出した。
何の脈略もなく。

「笑い袋って知ってる?」
「なにそれ?」

簡単に言えばおもちゃの一種だ。
ボタンを押すと笑い声が聞こえてくる。

「えっ・・・ホラー?」
「違うよw」

ただ、そう思える部分もある。
実際、子供の頃は愉快さよりも不気味さが勝っていた。

「こんな感じだよ」
「・・・ほんと袋だ」

ググって見せる。
なぜ、袋に入れたのか・・・今でも謎だ。

「そりゃ、中身を見たら引くからでしょ?」
「あははwかもな」

実は中身を見たことがある。
出来れば見ないことをお勧めしたい。

「でも、どうして急に?」
「子供の頃・・・」

父が買ってきた。
別にねだったわけでもないのに。

「それにさぁ・・・」

誕生日でもクリスマスでもない。
出張帰りのお土産として。

(No.1343-2へ続く)

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