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[No.1344-2]クスッと笑う

No.1344-2

「それで?どうしたの?」
「そりゃね・・・」

声を掛けた、猫に。
“そんなとこに居て大丈夫?”と。

「あなたらしいw」
「心配になるじゃん、やっぱり」

でも、猫はそこを動かなかった。
私の言葉など無視するかのように。

「それが猫ってもんよ!」
「知ってるわよ」

寝転ぶ場所ならいくらでもある。
ちょっとした公園のような場所だからだ。

「木陰もあるし」
「ベンチみたいな場所もある」

わざわざ、そんな危ない場所を選ぶ。
まぁ、彼らにはそんな認識はないのだけれど。

「そこが心地よいんじゃない?」
「私たちには分からないけど」

彼らは居場所見つける天才だ。
だからこそ、そこに意味があるのだろう。

「思わず、笑っちゃったよw」
「堂々と寝転んでるんだから」

もちろん、力づくで追い払うこともできた。
脅かせば、なおさらだろう。

「でも、出来ないんだよな・・・彼らを見てるとw」
J1344
(No.1344完)
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