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ホタル通信 No.609

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.726 息を潜めて
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性

読み返してようやく思い出した小説のひとつです。いつも通る小道に張り紙がしてありました。

小説を読んでいただけると分かると思いますが、影の主役は猫なんですよね。と、言いますか、猫の存在がなければ小説は書いていません。
もともと、生い茂った草木が野良猫の格好の隠れ家になっていたのは知っていました。だからこその張り紙であって、この小説が成立するわけです。

通行に支障が出るほど生い茂った草木は邪魔ではありましたが除去されたらされたで彼らの居場所が無くなるわけです。そのことをどれだけの人が知っていたのでしょうか。そして、これと似た境遇にあった彼女・・・。影の主役は猫だと書きましたが、影の影の主役は彼女です。そもそも、彼女の存在があってこその猫であり、張り紙であったりです。そしてこの小説が生まれました。

当時の私は彼女にとっての草木になりたかったのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。
Jt609
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