ホタル通信 No.607
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.702 閉じた店
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性
最初、タイトルにもなっている閉じた店を思い出すことができませんでしたが、“パスタ”の三文字を見つけた時、「あぁ、あの店」だと思い出しました。
その店は、郊外の住宅地の一角にあり、それこそ隠れ家的な店でした。一軒家でありながら、半地下に店があり、内装はシンプルながら海外を思わせるようなそんな店でした。
パスタ店にありがちな少量で上品・・・ではなく、結構ボリューミーで、シェフが海外で修行してきたこともあって、納得の味でした。私は、ボンゴレ風のパスタとグリーンサラダ、そしてなぜだかオレンジソーダが定番でした。
それだからこそ閉店したのはびっくりでした。小説では更地にはなっていますが、実際は店は残っていたものの、全く違う業種の店に変わっていました。お気に入りの店と味だっただけに、ガッカリ感は半端なく、実はそれから今まで外でパスタを食べていません。もちろん、当初は新規開拓を目指していたのですが・・・納得できる店には出会えていません。
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