ホタル通信 No.608
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.709 ぬけがら
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
冬のホタルでは定番の何でも恋愛に結び付ける系の小説です。とは言え、よくもまぁ、結び付けられたな・・・と感心もしています。
セミの抜け殻の話は事実で、ある朝、大量の抜け殻を目にしました。大量だけに数えることもためらわれる数とその見た目の恐怖wそれと同時に命の鼓動と自然の厳しさも感じました。夜明け前に抜け出ないと鳥などの格好の餌食になってしまいますからね。気持ち悪がってはいましたが、どこかしら母性が顔を出していたような気もします。
さて、そんなこんなな抜け殻の話をいつものごとく登場人物に展開を委ねて書き進めて行くと、いい感じで終わりを迎えることができました。記憶は定かではありませんが、最初からオチが見えていたわけではなく、成り行きでそうなりました。失恋と抜け殻・・・良い組み合わせです、失恋中の方には申し訳ありませんが。実は、この小説、裏テーマがあって、失恋した人=抜け殻にしてはいますが、よくよく考えてみてください。抜け殻は残った方で、その中身はどこに行ったんでしょうか?元気よく飛び立ったはずですよね。
小説上の抜け殻の友人は、もう立ち直っているということです。いや・・・そもそも失恋したくらいで落ち込む私たちではありませんw












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