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[No.1321-1]きれいな夕焼け

No.1321-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
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学校帰り、目の前にきれいな夕焼けが広がる。

「綺麗だね!」
「ほんと息を呑むくらい・・・」

これぞ夕焼けと言わんばかりの茜色の空だ。
加えてまばらな雲が良いアクセントになっている。

「久しぶりに見たよね?」
「そうだね」

それもそのはずだ。
随分、陽が落ちるのが遅くなってきたからだ。

「あっ!そうか!」
「春が近付いているもんね」

部活の関係で帰るのが遅くなる。
最近まで帰り道は明るい月が出ていた。

「帰る時間は変わってないけど」
「季節は変わってきている」

表現に韻を踏んでみた。
我ながら良い表現だと思う。

「上手いこというねw」
「でしょ?」

これからしばらくは夕焼けをみる機会が増えるだろう。
ただそれだけなのに何だかワクワクする。

(No.1321-2へ続く)

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