ホタル通信 No.594
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.557 うつむき加減
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性
タイトルだけでは思い出せない小説がありますが、これもそのひとつです。
実話度が示す通り、概ね事実な小説です。通勤途中に会う女子高生が妙に意識していると言うか、何となく照れ隠ししているようなことが小説のきっかけです・・・とは言え、大いに勘違いしている可能性もなくはありませんw
通勤途中ですれ違う人の中に女性は何人も居ますが、なぜ彼女に目が行ったのか・・・それには分かりやすい理由が存在します。
顔がタイプと言いますか、昔の彼女に似ていました。つまり、意識をし始めたのは私の方が先だったわけです。そう考えると、自分に都合よく考えてしまったのかもしれませんね、色んなことを。
ただ、向こうは向うで確かに何かを意識していました。別に私が熱視線を送っていたわけでもないので、あくまでも向こうの都合です。とは言え、出会いを求めていたわけでもなく、青春時代を思い出していただけかもしれません。
実はこの女子高生を描いた小説がもうひとつあります。当然、高校生ですからいずれ卒業するわけです。春の訪れと共に彼女とすれ違わなくなりました。それが嬉しくもあり、ちょっと寂しくもあり。
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