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[No.1303-1]吹き溜まり

No.1303-1

登場人物
女性=牽引役  女性=相手
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「すごい落ち葉ね」
「そりゃそうよ」

最近、グッと寒くなってきた。
一段も二段も。

「掃除も大変だろうね」
「確かに」

それほど広い公園ではない。
でも、木々の数は相当なものがある。

「自宅の落ち場でも苦労してるのにw」
「わかるw」

ただ、それほど苦労せずに掃除する方法がある。
特に今日のように風が強い日は。

「それって・・・」
「風で飛ばされるから?」

それだと根本的な解決にならない。
こっちが良くてもあっちが悪くなるだけだ。

「だったらなに?」

観察するまでもなく答えが出ている。
目の前に。

「目の前?」
「見たまんまよw」

風がある効果を生み出してくれる。

(No.1303-2へ続く)

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