« [No.1305-2]健康一択 | トップページ | [No.1306-1]モノラルラジオ »

ホタル通信 No.593

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.617 ある猫の物語
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性

超短編の冬のホタルにおいて、さらにその上を行く短編です。もしかして、一番短い小説かもしれません。

書いてあることは事実なんですが、それはニュースを通じて知りえた情報であり、実際に“その駅”に行ったことはありませんが、猫好きの私とっては外せないニュースのひとつでした。そのニュースと目の前の光景をクロスさせた小説です。

目の前の光景・・・野良猫がのんびりと日向ぼっこをしている光景です。地域猫とまでは行きませんが、有志がちょっと面倒を見ているようなそんなエリアがあり、そこに数匹の猫が暮らしています。駅長として活躍している猫、そして目の前の自由な猫・・・それがあまりにも対照的であったため、こんな小説にしてみました。
皆にスターのように愛される猫も居れば、公園の陰でひっそりと生きている猫も居る。私はどちらかと言えば後者の猫に惹かれます。

今日も街のどこかの片隅で小さな命が息づいている。そして知らず知らずの内に消えて行く。彼らはそれほど大袈裟には考えていないでしょうがw
Jt593
web拍手 by FC2

| |

« [No.1305-2]健康一択 | トップページ | [No.1306-1]モノラルラジオ »

(105)通信No.501~600」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« [No.1305-2]健康一択 | トップページ | [No.1306-1]モノラルラジオ »