ホタル通信 No.593
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.617 ある猫の物語
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
超短編の冬のホタルにおいて、さらにその上を行く短編です。もしかして、一番短い小説かもしれません。
書いてあることは事実なんですが、それはニュースを通じて知りえた情報であり、実際に“その駅”に行ったことはありませんが、猫好きの私とっては外せないニュースのひとつでした。そのニュースと目の前の光景をクロスさせた小説です。
目の前の光景・・・野良猫がのんびりと日向ぼっこをしている光景です。地域猫とまでは行きませんが、有志がちょっと面倒を見ているようなそんなエリアがあり、そこに数匹の猫が暮らしています。駅長として活躍している猫、そして目の前の自由な猫・・・それがあまりにも対照的であったため、こんな小説にしてみました。
皆にスターのように愛される猫も居れば、公園の陰でひっそりと生きている猫も居る。私はどちらかと言えば後者の猫に惹かれます。
今日も街のどこかの片隅で小さな命が息づいている。そして知らず知らずの内に消えて行く。彼らはそれほど大袈裟には考えていないでしょうがw
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