[No.1300-1]怖いものなし!
No.1300-1
登場人物
女性=牽引役
女性=相手
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「うまっ!」
「でしょ!」
古くからの友人が遊びに来た。
遠路はるばる。
「ここ有名な店なのよ?」
「この行列を見たら言われなくても分かるw」
確かに購入するまで少なくとも30分は掛かる。
今日はまだ行列が少ない方だ。
「ここの中華街は初めてだよね?」
「うん、横浜は行ったことあるけど」
規模こそ全然負けている。
でも、少しの時間で全てを見て回れる手ごろ感がある。
「ほんと美味しいね」
「この中華まんじゅう」
中華街の一番人気がこれだ。
私も来るたびに口にしている。
「ん?」
「どうしたの?」
それを頬張りながら友人が口を突き出す。
どうやらすぐそばの子供のことみたいだ。
「見てよw」
「何してるの・・・虫?」
座り込んで地面を凝視している。
その目線の先に一匹の小さな虫がうごめいていた。
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