« [No.1299-1]失われた言葉 | トップページ | ホタル通信 No.590 »

[No.1299-2]失われた言葉

No.1299-2

「えっ!?」
「ここまで盛り上げておいて違うわけ?」

確かにダイヤルする・・・も失われた言葉だ。
でも、それ以上の言葉がある。

「そりゃ、時代が変われば」
「いくつもあるんじゃない?」

そうだとしてもこれが一番だと思う。
スマホの登場でそうなったと言っても良い。

「やっぱり、なぞなぞじゃんw」
「かもしれないw」

スマホの登場で時間と距離の概念が変わった。
時間と距離はもう恋の障壁とは言えない。

「なになに!?」
「何だか壮大な展開じゃん!」

その昔は、せいぜい声が聞ける程度だ。
寂しさを紛らわすために。

「で、その言葉って?」
「教えないw」

でも、本当は失われた言葉ではない。
言いたくない・・・その言葉を。

「・・・何となく分かった」

遠く離れた彼を想う。
J1299
(No.1299完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| |

« [No.1299-1]失われた言葉 | トップページ | ホタル通信 No.590 »

(051)小説No.1276~1300」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« [No.1299-1]失われた言葉 | トップページ | ホタル通信 No.590 »