« [No.1295-1]ボロボロなハガキ | トップページ | ホタル通信 No.588 »

[No.1295-2]ボロボロなハガキ

No.1295-2

「さて・・・と」

歯ブラシのコーナーは入り口の近くにある。
すぐに希望の歯ブラシを手に入れた。

「残り9分w」

時計を確認してから店内を物色する。
怪しまれない程度に。

「・・・へぇ~」
「こんな商品があるんだ」

目的がない物色も悪くない。
暇つぶしにはもってこいだ。

「そろそろかな」

時計を確認してからゆっくりとレジに向かう。

「来たぞ」
「ぴったりね!」

すぐにレジの順番が回ってきた。

「あっ!そうだ」
「割引してくれるハガキがあったんだ!」

そう言うとバッグの中からハガキを取り出す。

「・・・何だよ、それ」
「ボロボロじゃん!」
J1295
(No.1295完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| |

« [No.1295-1]ボロボロなハガキ | トップページ | ホタル通信 No.588 »

(051)小説No.1276~1300」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« [No.1295-1]ボロボロなハガキ | トップページ | ホタル通信 No.588 »