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ホタル通信 No.585

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.652 三輪車の犬
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性

後半はほぼ実話ですが、後半に至るまでの過程と言いますか、なぜ三輪車になったのか、その理由は創作です。

実は学校と言うシチュエーションも事実ではないのですが、本当に車輪を付けたワンちゃんを何度か見掛けたことがありました。そんな感じのワンちゃんをテレビで見たことがあったのでそれ自体はそれほど驚きはなかったのですが、ハンデを追いながらも元気に散歩するワンちゃんが愛おしく感じました。小説に書いた通り、市販品のような完全なものではなく、どこか手作り感が残る温かみのあるものでした。

さて、話を戻すと、なぜ車輪を付けることになったのかは分かりません。事故なのか病気だったのか、あるいは先天性のものだったのか・・・。そんなことを思いながら見ていたのですが無邪気なワンちゃんの姿に今が幸せならそれでいいのかな?と、ホッとする自分が居ました。決して同情や物珍しさでではなく、一匹のワンちゃんとして、本当に可愛かったですね。

そう長い期間、見掛けていませんでした。それが何を意味するのか深く考えてはいません。単に時間が合わなくなっただけでしょうから。
Jt585
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