ホタル通信 No.584
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.643 心にシール
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性
ラベルの話ですが、あえて隠す必要はありませんが、いわゆる「テ」から始まるあの製品のことです。
本当は後半のことだけを書きたかったのですが、話の入り方が分からずに無理やり別のラベルから入ったような記憶があります。とは言え前半の話も全くの創作ではなく、実際、仕事で使っていました。
今も売っているのかは定かではありませんが、当時、文字を印刷することは一般家庭では無理でした。加えて、音楽と言えばカセットテープが主流だったわけですから、そのオシャレ感を求めて、転写シールを使っていました。
ただ、結構大変だった記憶があります。もちろん、転写する作業も大変でしたが、一文字一文字、転写するわけですから、一列に文字を綺麗に並べることが至難の業でした。特に曲名が長いとそれはもう大変でした。でも、当時は楽しんでいましたね。苦労したからこその喜びもあるし、何よりもオシャレでしたから。もちろん、手書きは手書きで味がありますが、それなりに背伸びしたい年頃ということも相まって一時ハマっていました。
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