ホタル通信 No.579
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.685 同じ匂い
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性
もはや定番中の定番である恋愛を絡めた小説ですね。さらに匂いをテーマにしており、これもかなり定番と言えます。
なぜ、匂いがテーマになりやすいのか・・・自分自身で分析するとこうだと考えています。匂いは記憶と結びつきやすと。現実的には視覚や聴覚情報の方が記憶には残りやすいとは思っています。ですが、匂いと言うかなり不確かな情報であっても、ちゃんと脳は覚えており、不確かゆえ、思い出した時のインパクトは大きなものがあります。
この小説はそこまでは行きませんが、匂いを軸にちょっとだけ、色気がある話に仕上げています。ただ、舞台は学校ですから、まぁ、青春の1ページのようなさわやか系です。小説では、同じクラスになって1年も経つのに、彼とまともに話したことがない・・・でも、不思議と彼と話したくなった。実はこれ、適当に作っているわけではなく、実はある意味を持たせています。なぜ、急に彼に惹かれたか、その答えも匂いにあります。
今朝、香った匂いが教室の中でも微かにする・・・その香りをたどると・・・みたいな感じですね。同じ感覚を持った同士がくっつかないわけはないでしょうw
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