ホタル通信 No.552
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.640 おいしいオナラ
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性
小説では、納屋や看板が“今でもある”ことになっていますが、今から5年位前に、残念ながら無くなってしまいました。
その納屋は、実家から歩いて数分の所にありました。大きさ的には四畳半くらいでしょうか?多分、農作業の道具などを収納していたと思います。周辺が畑だったので。ちなみに、今はその場所には普通に家が建っています。
さて、この話、ほぼ実話なんですが、超重要な部分に脚色をしています。小説では、“米”の文字が消えて読めなくなっていたので“おなら”になってしまった・・・というエピソードになっていますが、実はそうではありません。
この看板が設置されたのが、私が小学生になる前だったこともあって、“米”という漢字を読めなかったことが“おなら”になった原因です。
漢字を読めない近所の子供たちの間で、瞬く間に広がっていきました。多分、大人や高学年の子供らには、私たちが何に対して、ザワザワしていたのか、それほど気付いていなかったと思います。とにかく、子供は好きですよね。おならとウンチとかw
納屋や看板が無くなった時は、楽しかった思い出まで無くなった気がしました。看板を指さしながら“おいしいおなら~!”とバカ丸出しだったあの頃が懐かしくもあり、恥ずかしくもあり・・・です。
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