[No.1221-1]超能力に憧れる
No.1221-1
登場人物
女性=牽引役 女性=相手
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「超能力に憧れなかった?」
「えっ?!」
友人が突拍子もないことを言い放った。
「急になに?」
「だから・・・」
私の疑問を無視して超能力について語り始めた。
あれこれと。
「そりゃ、そんな能力があったら凄いけど」
「現実離れし過ぎでしょ?」
アニメや漫画に大いに影響されている。
まぁ、子供の頃なら分からなくもないが。
「悩みごとでもあるの?」
「ううん、別に」
それなら、なぜこんな話をしたのだろうか?
大抵、悩みごとに関係している・・・経験では。
「単に憧れているだけよ」
「心が読めたり、物を曲げたり」
でも、その力を何に使おうとしているのだろう。
気になったりもするが・・・。
「ちなみにその力を得たとしたら?」
「別に・・・特に何も」
だったら、なぜこんな話の展開になるのだろうか。
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