ホタル通信 No.544
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.519 聞けない歌
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性
小説のタイトルにもなっている聞けない歌、そしてそれがふたつあることは事実です。
先にお詫びしておくと、そのうちのひとつがどうしても思い出せません。ドラマの主題歌の方です、すみません。もうひとつは、「機動戦士ガンダム00 2nd Season」の主題歌、ステレオポニーの「泪のムコウ」です。この歌は当時の心境と言いますか、置かれている状況と重なりあって、本当に聞くのが辛くて辛くて・・・。そのため、トラウマの歌として長らく君臨していました。
この歌を聞けるようになったのは、何らかの転機があったわけではなく、小説に書いた通り、ただただ時間が解決してくれました。
私が強くなったからではなく、ドライな言い方をすれば、当時の心境や置かれていた状況が時間と共に風化し、何も感じなくなってしまった・・・という感じです。
歌をテーマにした小説は比較的多く書いています。比較的最近では、母が亡くなる直前に耳にした歌が正しくそれに当たります。この歌は“聞けない”わけではありませんが、涙腺が崩壊してしまうので、人前では絶対に聞けません。
歌に関する思い出は尽きないですね。楽しい時も辛い時も、振り返ればそこに歌がありました・・・何だか安っぽいキャッチフレーズみたいになっちゃいましたねw
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