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ホタル通信 No.542

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.648 月の欠片
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:女性

月の話自体は事実なんですが、それ以外は創作です。作者が現役の学生ではないことはホタル通信でも書いていますから、シチュエーションは全くの創作です。

とは言え、あまりにも月が幻想的で、美しさよりも恐ろしさが勝っていました。また、妖艶と言う言葉も相応しいものでした。月って見慣れているけど、時々、思いもよらない表情を見せてくれます。
そんなこんなをなぜか部活を舞台に、青春ドラマのワンシーンのような会話が展開します。創作とは言え、ちょっぴり高校時代を思い出しながら・・・。

そう言えば月をテーマにした小説は少なくありません。テーマにしやすいのでしょうね、きっと。月の満ち欠けなどを揺れ動く人の心に例えたり、怒りや悲しみなどの感情表現の代替えとして使ってみたり。
近いんだけどかなり遠い存在である月に色々と思いをはせるのは自然なことなのかもしれません。

この小説ではないけれど、私も下を向いていたことが多かったな、と昔の自分をそう振り返ります。
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