ホタル通信 No.540
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.682 超能力
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性
オチである最後の数行を除いて、ほぼ実話です。中学生の時学校帰りに、通り過ぎる車のナンバー当てをしていました。
たかが四桁・・・実際は一桁の時もあれば二桁、三桁の時もありますから、当てずっぽうであっても、そう簡単には当たりません。ですから、二回連続で当たった時は、超能力と言いたくもなりますよね?
でも、小説に書いたように、驚きと共にある種の恐怖を覚えました。今まさに超能力に目覚めたと・・・思春期によくある、まぁ、中二病ってやつですね。自分を特別な存在のように感じたと言いますか、僕は選ばれし人なんだとw
そういうことを本気で信じてしまうからこそ、中二病なんでしょうが、当時はそのようなテレビ番組も多く、得られる情報もテレビがほとんどでしたから、そうなっても不思議ではありませんでした。
このような状況があり、三回目にトライするのが私、友人とも、急に怖くなり、足早に帰ったことを覚えています。そんなこんなな中学生でしたが、実は今でも何気なく、ナンバー当てをしている時があります。もちろん、誰にも言わずに、心の中だけでひっそりとですが。
ラストは冒頭に書いた通り、創作です。一言で言えば、彼女が逆プロポーズしたような感じに仕立てています。そして、超能力を使って、その日を当ててみた・・・というオチですね。もちろん、超能力ではなく、行動力といいましょうかw
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