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[No.1181-2]桜吹雪

No.1181-2

「時代劇から答えに行き着くなんてw」
「だねw」

共に時代劇が好きなことが功を奏した。

「桜並木を通ってたら・・・」
「桜がバァーって舞い上がったの!」

それもかなりの規模で。

「散ってるとこや、軽く舞ってるとこは見たことあるけど」
「今回のは初めてだったな」

まさしく“桜舞う”を絵にしたような瞬間だった。
多分、その時に、くっついたようだ。

「へぇ~、それはすごい!」
「なかなかその瞬間には出会えないよね」

散り行く桜は寂しい。
けど、確実に春が来ている証拠だ。

「数日もすれば、完全にちっちゃうね」
「多分、そうだろうね」

数ヶ月もすれば、今度は心地よい日よけに姿を変える。
厳しい日差しを和らげてくれるのだ。

「そう考えると、うちらの学校すごくない?」
「環境がよくてさ!」

確かに、映画やドラマで使ってもらえそうな景観だ。

「随分、話が飛躍しちゃったけど」
「何だか、今日は気分がいいよ、朝から」

これも桜吹雪のお陰だ。
天高く舞ったのは、桜の花びらだけじゃなかったようだ。

「うまいこと言うねぇ~」
「そ、そうかなw」

私の想いも届くといいな。

(No.1181完)
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