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ホタル通信 No.529

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.497 金木犀
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

冬のホタルではお馴染みの植物の金木犀ですが、この小説においては壮大な前振りになっています。

では、何の前振りかと言うと、最後の1行に書いてある蚊のような虫です。この虫、ユスリカと言うらしいです。名前は知らずとも不快な思いをしている人は大勢いると思います。実は、今がまさに大量発生の時期であり、ここ1~2週間、ユスリカと戦っています。
ネットによれば、3月~12月が発生時期とは書いてありましたが、経験上、冬から春、夏から秋の季節の変わり目に多く発生します。寒さがやわらぎ気温が上昇しようものなら・・・イラっとするくらい大量発生します。

ですが、これも季節を感じる風物詩でもあります。
ユスリカを手で払いながら自転車を漕ぐ・・・これを何日か繰り返していくと、いつの間に季節が移り変わり、気付けばユスリカも姿を消しています。何でも成虫の寿命は1週間程度らしいですね。それを知ったら、彼らは彼らで生きているんだ、としみじみ思います。

今年は特に大量発生しているみたいです。目に入るわ服に大量にくっつくわで、もうメチャクチャな状態です。でも・・・何だかそれを楽しんでいる自分も居ます。

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