ホタル通信 No.526
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.488 銀のロケット
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
この小説、あまり事実を書きすぎると、作者の性別や年齢が分かりそうなので、敢えてボカしておきます。
とは言え、決定打となる何かが書かれているので、その気になれば分かってしまいますが、それが事実かどうかは伏せておきます。
さて、色々と前置きが長くなりましたが、話の主軸となる、アイドルの話は本当です。その昔、たまたま訪れた音楽店でサイン会をやっており、何となくCDを買ったことがありました。小説では、私と彼が一緒に・・・となっていますが、実際は小説上の“私”、ひとりでした。
今の時代、サイン会なんてやっているんでしょうか?
昔で言うところの新人歌手と言う枠も曖昧になっている気がします。それにわざわざ音楽店を回らずとも、SNSなどのネットを駆使した方が、効果的なような気がします。ただ、偶然、出会ったアイドル歌手が売れたら売れたで嬉しい気持ちがありますね。「売れない頃に、サイン貰ったことがある!」と謎のマウントをとったりします。
後半はほぼ創作で、銀のロケットを買ってもらった事実はありません。これは単なる小説上の演出と言うか、これがないと小説が成立しなかったと思っています。
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