ホタル通信 No.522
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.571 予行練習
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:女性
最初にお話しておくと、話の主軸である「あの鳥」の正体は分かっていません。
分かっていないのは、謎の鳥・・・というわけではなく、鳴いている姿を見たことはありますが、木の上で鳴いているため、名前が分かりません。とにかく、ちょっとイラッとするくらい、かなり甲高い声で鳴いています。
それが早朝に聞こえようものなら、私にとっては地獄です。神経質な私は、少しの物音でも目が覚めてしまい、二度寝できないタイプなので、それはそれは寝不足になり・・・。まぁ、その鳥には何の罪もありませんが、少しは気を遣って欲しいな、と思っています。
さて、そんなこんなが前振りとなり、ラスト付近の話に繋がります。尚、この部分は創作であり、事実ではありません。
この話はラストが決まってから書いたのではなく、鳥の鳴き声で悩まされている現実を淡々と書いていたら、そこそこいけそうなラストを思い付いた次第です。
何度か記事にはしていますが、ラスト、つまりオチが決まってから小説を作ることはそう多くはなく、漠然と日常のことを描いていたら、それらしいラストを思い付く・・・これが私のスタイルです。もちろん、100%事実の小説は、ラストさえも事実なので、何とも有難いものです。
騒音も嫌味も、これから起こるであろう何らかの出来事の予行演習と思えば、少しは気が楽になるのかな?と思う、今日この頃です。
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