[No.1158-1]続・小さな虫
No.1158-1 [No.1140-1]小さな虫
登場人物女性=牽引役
女性=相手
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「えっ!?まだ居たの?」
正月明け早々、それと再会した。
「最初に言っておくけど虫じゃないからね」
「分かってるよ」
数か月前、トイレで見掛けて以来だった。
また、そいつが現れた。
「どこに?」
「また、トイレw」
閉じ込められていたわけではないと思う。
扉には出入りできるだけの十分な隙間はある。
「それを認識してたら・・・の話だけど」
「確かに」
そのムカデのような虫・・・じゃなくて・・・。
その・・・。
「面倒だから虫でよくない?」
「あなたがそれを言う!?」
でも、その方が有難い。
「で、話を戻すとまたトイレに出たわけよ!」
「好かれてる?」
それはどうだろうか?
トイレ以外では見掛けたことはない。
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