ホタル通信 No.508
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.567 雪の壁
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性
振り返ると「あった!あった!」と思わず声をあげてしまいそうになる小説です。一部を除いてほぼ事実です。
小説では北海道に5年ほど・・・とは書いていますが、実際はもっと住んでいました。仕事の都合と言いますか、新入社員としての配属先が札幌でした。
寮生活が始まり、初めての銀世界に浮かれて散歩に出掛けたのはいいですが、迷子になり、大袈裟ですが街中で遭難しそうになりました。
今、自分がどこに居るのか全く方向が分からなくなり、結構な時間、さ迷った記憶があります。
で、さんざん迷った挙句、気が付けば寮の近くまで戻ってきていました、焼肉屋の匂いに誘われるかのように。とにかく、この経験から、雪道でフラッと散歩に出掛けるのは危険だと分かり、その後はキチンと目的を持ち、自分の位置を把握できるよう気をつけるようになりました。
温暖化の影響でしょうか・・・今は昔ほど雪の壁は高くはありませんが、もし、雪国に転勤することになったら、雪をなめてはいけませんよw
まぁ、今の時代、スマホがありますから、迷子にはならないと思いますが。
でも、ほんと迷子になった時は焦りましたね・・・日は暮れてくるし、寒いし、お腹は減るし。それにしてもこの経験が、小説のネタになるなんて。何事も経験はするものですね。
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