ホタル通信 No.496
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.459 空がない
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性
空をテーマにした小説は多い方だと思います。特に初期の作品には度々登場していたと思います。
ただ、私の場合、どちらかと言えば空は“陰”の存在です。今風に言えば、陰キャラです。空に何らかの寂しさや悲しみを重ねたことが多く、当時は病んでいたのかと思えるほどです。
でも、誰の下にも平等に空はあって、そこに人々のつながりを感じていることも事実です。
さて、そんなこんなで何やら哲学っぽい展開で幕を開けましたが、実は話のきっかけはSky(スカイ)の空ではなく、駐車場に“空きがある”の空でした。偶然にも青色の“空”の表示を見掛けた時、「これだ!」とひらめきました。まぁ、私の創作活動はいつもこんな感じです。
従って、オチが決まっている状態から、話を肉付けしていったわけですが、それならと当時の心境をSkyに託したわけです。
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