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ホタル通信 No.493

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.566 継ぎ足し
実話度:★★☆☆☆(40%)
語り手:女性

ホタル通信を書くにあたって読み返してみると、意味不明な小説があります。今回の小説もその類です。

話の主軸である“歯磨き粉”については事実であり、日常的な光景です。無くなりそうで無くならないもの・・・その代表格が歯磨き粉です。
それを例えにして、後半の恋愛話に結び付ける良くあるパターンなんですが、それが自分でも理解できません。当時は意気揚々と書いていたと思うのですが、イマイチ、何を言いたいのか、分かりません。月日のせいにはしたくないものの、その想いが風化してしまっています。

それでも一応作者なので、過去の自分を分析しながら、解釈して見ると・・・次のような感じでしょうか?
無くなりかけた歯磨き粉を、別れそうで別れられない彼氏に例え、ズルズルと関係が続いてしまう・・・そんな時、新しい彼が出来てしまった、という感じでしょう。これに関しては、昔、経験したことがベースになっていると言わざるを得ない展開です。

つくづく読み手を無視した小説に笑ってしまうほどですが、これもひとつの持ち味として、これからも書き続けていこうと思っています。

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