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ホタル通信 No.490

小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。

小説名:No.500 待つ気持ち
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性

ほぼ実話ですが、少し脚色が強い部分もありますので実話度としては、80%にしました。

@マークは場所などが変わったり、回想に入ったり、戻ったりする場合に使っています。この小説では@で挟まれた部分が回想シーンになっています。つまり、ある時、駅で人待ちをしていた時に経験したことがある妙な感覚に襲われる・・・ここから回想シーンに突入します。あえて言うことではありませんが、その妙な感覚が、回想シーンには描かれています。

待ち合わせの時間よりもかなり早く到着する僕。その僕よりもさらに早く到着する彼女・・・そんなふたりの行動が小説の主軸になっています。それこそ何の変哲も無いものですが、時間厳守の人、逆にルーズな人、色々な人がいる中で、少なくとも僕たちは前者であったわけです。これだけで全てを語れるわけではありませんが、気が合う、合わないが決まるファクターのひとつだと考えています。

今では書けない小説のひとつです。読み返してみて、ちょっと胸が熱くなりました。

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