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[No.1097-2]最初の彼女

No.1097-2

「もしかして・・・」

ここで女の勘が働いた。
いや、女でなくても想像は付くかもしれない。

「元カノに似てるとか?」
「よく分かったな・・・」

むしろ、外す方が難しいのかもしれない。

「それもさぁ、最初に付き合った人に似てて」
「えっ!あの人?!」

その存在については、随分前に聞かされていた。
でも、どんな顔をしていたまでは知らなかった。

「へぇ~こんな感じの人だったんだぁ」
「そっくり過ぎてビックリしてる」

その割には、顔が冴えない。
少なくても懐かしんでいるようには見えない。

「色々・・・あったんだ?」
「そう言い当てるなよ」

どうやら色々あったらしい。

「あ~思い出しちゃうよ!あの時はごめん!」

よほど何かあったらしい。

“許してあげない”

「えっ・・・」
「今のはテレビよ」

(No.1097完)
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