« [No.1091-1]お婆ちゃんの背中 | トップページ | [No.1092-1]成人式 »

[No.1091-2]お婆ちゃんの背中

No.1091-2

「歩みは速くはないけど」
「一歩、一歩、確実に・・・」

まだ人生を語る年齢ではない。
でも、何か無視できないものを感じる。

「勝手な想像だけど」
「何か、こう・・・背負ってきたような」

弱さではなく、逆に力強さを感じる。

「そりゃそうよ!」
「お母さんのお母さんなんだから」

友人の幼稚な表現が笑える。
けど、その通りなんだ。

「女は強いの!」
「・・・だね!」

もしかしたら、寂しさと強さは紙一重かもしれない。

「今度、声掛けてみたら?」
「おはようございますぅ!って」

友人が突拍子もないことを言い放った。
でも・・・。

「・・・そうね」
「そうするか!」

友人の提案を受け入れることにした。

「・・・マジで?」
「うん、マジだよ」

だって、女は度胸だってあるのよ。
S1091
(No.1091完)
読み終えたら、クリックして頂けると、励みになります。
ブログランキングへ
ブログランキングへ にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ web拍手 by FC2

| |

« [No.1091-1]お婆ちゃんの背中 | トップページ | [No.1092-1]成人式 »

(044)小説No.1076~1100」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« [No.1091-1]お婆ちゃんの背中 | トップページ | [No.1092-1]成人式 »