ホタル通信 No.486
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.454 写真の中の私
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
実話度に関してはかなり微妙です。20%でも多過ぎるような気もするし、逆に少な過ぎる気もします。
全体的な構成は創作です。でも、随所に実話の欠片が散りばめられています。その欠片は、ひとつのエピソードを細かく砕いたものではなく、複数のとても小さなエピソードです。
そのため、実話のような実話ではないような感じになっています。そのエピソードとは、アルバムの整理であったり、ネコの写真であったりです。
アルバムの整理については、結構、あるあるだと思っています。物理的に整理するだけなら、さほど時間は掛かりませんが、そう簡単に行かないのが、アルバムの整理です。そのアルバムには残っていない、彼との写真、それとは対照的なネコの写真・・・後半に取って付けたような感じで登場するわけですが、実はこれが小説の主軸です。
自分で言うのも何ですが、特にこれと言った特徴がないのが特徴と言える小説です。ですが、何かこうモヤモヤした感じを小説にした・・・勢いだけで書いていたあの頃を思い出します。
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