ホタル通信 No.480
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.548 財布を忘れた!
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性
実話度はそこそこ高めで、実際、財布を忘れた人に遭遇して小説に書いてあるような、可愛い仕草が展開されました。
財布を忘れる程度なら、小説にはしなかったのかもしれませんが、前述した通り、一連の行動が可愛かったことで小説になりました。
小説にも書いている通り「サザエさんかっ!」と心の中で、突っ込んだ記憶があります。ただ、今なら、財布を忘れたとしてもICカードやスマホで乗車できることを思えば、ひと昔ならではの小説なのかもしれませんね。
この財布を忘れた行為に、尾ひれ背ひれをつけたような感じで仕上がっています。つまり、それ以外は創作ということになります。
特にラストでは「指輪を忘れたことに気付いた」となっていますが、さすがに都合よくオチないので、それっぽく作られたものです。
話は戻りますが、財布を忘れると、昔なら大事になっていたでしょうが、今なら、そもそも財布を持ち歩いていない人も大勢いらっしゃいます。
冬のホタル的にはどちらが絵になるか・・・ちょっと考えてしまう今日この頃です。
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