ホタル通信 No.476
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.442 満天の空に
実話度:☆☆☆☆☆(00%)
語り手:男性
もちろん、きっかけとなるエピソードはあるのですが、基本的にこのような会話が交わされたことはありません。
関西弁を使う“いつもの人”を相手として想定し、彼女とならこのような展開になるだろうな?と想像を膨らませて書いています。
実際、彼女の影響で星のことはもちろんですが、宇宙そのものに興味を持ち、関連する知識が増えたのは事実です。過去にも書いたかもしれませんが、もはや人知が入り込める余地は微塵もなく、圧倒という言葉さえ、生ぬるいのが宇宙という存在です。その宇宙の下にいる、ちっぽけな二人を対照的に描いた小説です。
星や宇宙を共有の話題として・・・と言うより、前述したように「なんて僕たちはちっぽけな存在なんだろう。だからそれに比べたら悩みごとなんてたいしたことがない」と言いたかったかもしれません。
今は思えば悩みごとに大きいも小さいもありませんが、私なりの励ましだったと言うのが、小説の主旨でした。
今でも宇宙のことは大好きです。ロマンを感じているというより、科学的な見地の方が大きいですが、それでも偉大な存在であるのは変わりません。
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