ホタル通信 No.478
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.505 私に行けと・・・
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:女性
なんなのこの話!と小説の出来が悪ければ悪いほど実話に近く、読者を突き放してしまうのは当ブログの特徴です。
さて、解説を加えるとこうです。
評判のポップコーンのお店を求めてアチコチ動き回っていた。ある時、古川橋の大型スーパーに行くとの情報を得たが、古川橋はかつて、私と彼が住んでいた街であった。
古川橋の地名を聞き、ほとんど忘れかけていた彼と過ごした日々を思い出す・・・単なる偶然の産物だけど、そこに何か運命のようなものを感じずにはいられない・・・と言った話です。
100%実話ではないのは、まず作者は私であって私じゃありません。ポップコーンにまつわる流れは「作者=私」なのですが、私は彼とそこに住んでいたわけではなく、彼と住んでいたのは別人です。
つまり、ふたりの「私」の話をくっつけたような感じになっています。私ではない方の「私」のくだりは、想像で書いているため、実話度を80%にしています。
なんだか、分かったような分からないような説明でしたが、もう少し読者の皆さんを混乱させるのであれば、作者と私ではない方の「私」の話であると言えます。
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