[No.1065-2]蘇るインスタン島
No.1065-2
太平洋に浮かぶ未開の島“インスタン島”・・・。
この島にはある伝説が残されていた。
伝説を確かめるべく訪れた探検家が行方不明になった。
彼を探しに送られた捜索隊も
「彼は生きている・・・でも絶対・・・ここに来てはいけない」
この無線を最後に消息不明になってしまう。
その後、何度も捜索隊を送るも誰一人戻ってこなかった。
それから十数年後・・・。
行方不明になった父を探しに、自らも探検家となった息子
がその島に上陸した瞬間にある重大な事実に気付いた。
「この島は生きている・・・」
島で何が起こっているのか、父は今でも生きているのか、
そしてある伝説とは・・・。
「・・・どう?」
「う~ん」
イマイチ反応が良くない。
色々と、気になる要素を散りばめたのに。
「子供にしては難しすぎるし・・・」
大人にしてはある意味、幼稚すぎると言う。
「なんでよ?」
「狙い過ぎよ!映画の見過ぎじゃない?」
確かにどこかで聞いたフレ-ズばかりだ
「・・・邪念が入っちゃうのよね」
やはり、子供の発想にはかなわない。
「ちなみに、その伝説ってなに?」
「島に邪念が渦巻く・・・ん?」
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