ホタル通信 No.470
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
特別編
すごく中途半端な時に特別編を書くことになりました。小説はNo.1058ですし、ホタル通信もNo.470と特に区切りがあるわけではありません。
実は「拍手」の数が、そろそろ1万に達しようとしています。たかが1万、それも十数年書き続けてのそれですから、世のSNSからすれば見劣り感が半端ありません。
拍手をもらいたくてブログを書いているわけではありませんが、嬉しくないはずはありません。
さて、今回の特別編はその記念に書きたかったわけではなく、むしろその逆です。
何度か記事にしていますが、No.900を超え始めた頃から、独特の世界観に陰りが見え始め、No.1000からは駄作が続いており、それを読者の方に見抜かれています。
なぜ、それが分かるのか・・・こんな当ブログですが、熱心に訪れてくれる方もおり、その方がどうか分かりませんが、拍手を多数残してくれます。ですが、No.1000以降の小説に拍手されたことは一度もありません。
もちろんNo.1000以前も駄作の集まりです。ましてやブログを始めた当初の小説は、それはそれは恥ずかしすぎる出来栄えです。でも、拍手を何度も貰っています。それに比べるとレベルは上がっているはずなのに、一向に拍手されません。読者はよく分かっていらっしゃいます。
独特の世界観が消え、商業的な小説が多くなっていると思います。下手くそだったけど、がむしゃらに書き上げていたあの頃・・・。
今が一番苦しく、我慢の時期なのかもしれません。梅雨がいずれ明けるように、冬のホタルにも澄み切った空がやって来ることを信じつつ、これからも続けて行こうと思っています。
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