ホタル通信 No.468
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.434 君と僕
実話度:★★★☆☆(60%)
語り手:男性
実に分かり難い小説です。自己満足と言うか、読み手のことを考えていません。でも、これが冬のホタルなんです。
要点をまとめるとこうです。
反対側のホームに立つひとりの女性と目があった・・・これをきっかけにぼんやりと奈央のことを思い出す。そう言えば、いつもホームでこんなやり取りがあったね、と。
居眠りをして夢を見ていたわけではなく、前述したようにただぼんやりと頭の中に浮かんできた光景です。一言で表せば白昼夢と言えるかもしれません。
奈央とのやりとりは事実です。いつもそんな感じでしたね。
ホームで待ち合わせてホームで別れる・・・楽しくもあり、寂しくある・・・自分の中の“ホーム”とはそんな場所でした。
駅のホームでとある女性と一期一会のような出会いをしたことで、閉じ込めていた想いが溢れ出てきました。
冒頭、書いたように読者を無視した自己満足の小説ですが、これぞ冬のホタルの醍醐味です。
自分で言うのも何ですが、今はそれほどクセがない小説しか書けていません。スランプではないんですが(笑)
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