ホタル通信 No.465
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.427 二枚の写真
実話度:★★★★☆(80%)
語り手:男性
実話度が高い割に、タイトルだけでは内容が思い出せませんでした。振り返れば昔々の出来事です。
フィルムカメラならいわゆる“焼き増し”をしないと複製することは出来ませんが、デジタルカメラなら簡単です。コピーを消し忘れていた写真を見つけた所から物語が始まります。
彼女は、個撮モデルのような仕事をしていました。したがってメジャーなモデルではありませんでした。
そんな彼女とヒョンなことで知り合い、時々、会うようになりました。仕事でもなく、プライベートでもなく・・・丁度、中間あたりの立ち位置でしたね、お互い。
そのため、小説の出来事も仕事のようなプライベートのような何とも不思議な感覚でした。お互い、深いところには踏み込めない理由もあったので必然的にそうなったと思います。
普段はスッピンに近いほど、まるで化粧感がない彼女ですがいざ、撮影ともなると別人かと見違えるほどです。
ただ、小説のラストにも書いてある通り、彼女の場合、モデルはまさしく生きていくための、仕事でした。一言であらわせば波乱万丈の人生だったので、彼女は容姿を武器に生き抜いてきたとも言えます。
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