ホタル通信 No.464
小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。
小説名:No.589 後先考えて
実話度:★☆☆☆☆(20%)
語り手:女性
実話度は低いですが、当時の心境・・・正確に言えば今もそうかもしれない、心の声を形にしたものです。
作者の性別や年齢はさておき、明らかに行動が臆病になっています。それが“大人な社会人”と言えば、聞こえが良いのでしょうが、がむしゃらだったあの頃・・・今でもよく覚えています。
若い頃は若さゆえの行動も、当時の上司は許してくれて逆にそれを褒めてくれました。小説に書いた通り、色々な迷惑を掛けたのも事実ですが。それでも随分と可愛がってもらったものです。その上司にとっては娘や息子のように映っていたのかもしれませんね。
さて、そんなこんなな出来事をちょっとビジネスタッチで描いています。丁度、その頃、プレゼン資料を作っていたこともあって、当たり障りのない内容に自分自身でも嫌気がさしていました。
社会や会社を理解すればするほど、どんどん普通の人になって行って、「若き頃のアイデアに満ち溢れていた自分は何処に?」なんて状態です、今は(笑)
でも、その“火”は消えていないということも言えますね。
別に大した野心も冒険心も持ち合わせてはいませんが、いつか、その火が再び大きく燃えんことを願っています。
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